乙は、2005年6月に某ブローカーから勧められたのですが、これには投資しないことにしました。
このファンドは、基本的に、AVIVA 社
http://otsu.seesaa.net/article/22115815.html
と同じタイプの自己選択型のファンド・オブ・ファンズです。
いろいろ手数料がかかります。Establishment Charge(申込手数料)は、4半期ごとに 0.5% で6回かかりますから、合計で 3% です。Administration Fee (信託報酬)が毎年 1.2% かかります。それ以外に Account Fee というのが、最初の5年間に毎年 0.8% ずつかかります。合計で 4% です。申込手数料とあわせて考えれば、7% ですから、手数料は相当に高いということになります。また、解約手数料が、最初の年が 7.5%、その後、毎年、1.5% ずつ下がっていくものの、5年間にわたってかかりますから、中途解約は相当に大きな損失になります。
25 のファンドハウスの 90 種類ものファンドから10種類を選べるといったって、そもそもこの段階で手数料が取られ、それぞれの子ファンドで手数料がまたとられるのですから、必然的に手数料が高くなります。ファンド・オブ・ファンズは高い手数料を払うだけの価値があるのかどうか、乙にはわかりません。(その意味では、アビバ社のファンドも問題があるわけですが。)
ファンド・オブ・ファンズは、アビバ社の1種類だけで充分です。フレンズプロビデント社と合わせて似たようなもの2種類にそれぞれ投資するのは変な気がします。(分散投資の効果はあるかもしれませんが。)
WWW では、次のところにこのファンドの説明があります。
http://www.fpinternational.com/common/layouts/subSectionLayout.jhtml?pageId=fpint%2FSitePageSimple%3Asavings_international_investment_account
しかし、この説明は、乙がもらった紙の資料とはちがうようです。上の記述は、紙のパンフレットによりました。
2006.8.26 Friends Provident 社については、
http://otsu.seesaa.net/article/22817145.html
にも書きました。
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