http://otsu.seesaa.net/article/14110930.html
しかし、その後、若干事情が変わりました。
一つは、「ありがとうファンド」の販売手数料が無料になったことです。
http://www.39asset.co.jp/html/39fund/feechange.htm
最近は、ノーロードのファンドが増えつつありますが、投資家にとっては手数料が安くなることはうれしい話です。ここは直接販売しかしていないようなので、そのせいもあって(販売会社に手数料を払う必要がないため)ノーロードが実現できているのかもしれません。
信託財産留保金もかかりませんし、信託報酬は、純資産総額が増えれば増えるほど安くなるようになっています。
http://www.39asset.co.jp/html/39fund/service.htm
いずれも投資家の立場に立ったやり方です。
純資産総額は、8月段階で約31億円になり、順調に増加しています。
http://biz.yahoo.co.jp/funds/p/90311049.html
今後もさらに増えていくでしょう。
運用報告書を見てみると、
http://www.39asset.co.jp/pdf/monthlyreport/200608statement.pdf
基準価額の下落があっても純資産総額が増えています。ということは、新規参加者が次々と現れる状況になっているということです。
このファンドは以下の4つの子ファンドに投資します。
さわかみファンド 信託報酬 1.050% 組入比率 27.71%
社会貢献ファンド 信託報酬 0.840% 組入比率 28.17%
トヨタグループ株式ファンドF 信託報酬 0.378% 組入比率 23.77%
朝日 Nvest グローバル バリュー株オープン 信託報酬 1.890% 組入比率 3.40%
この子ファンドの信託報酬をどう見るかですが、まろさんは、ブログ
http://stojkovic.blog20.fc2.com/blog-entry-292.html
で、ありがとうファンドを通じて購入する方が、自分が直接買うよりも安いと述べています。
renny さんは、ブログ
http://blog.drecom.jp/renny2005/archive/215
で、ノーロード化があったので真剣に投資開始を検討するとしています。
一方、以下では、ありがとうファンドは手数料の二重取りでよくないと述べています。
http://ameblo.jp/maresukeyasaki/entry-10006722132.html
もちろん、以下のように、中立的な立場もあります。
http://moneymanagement.blog43.fc2.com/blog-entry-64.html
乙は、当面、自分がありがとうファンドに投資することはないと思っていますが、以前ほどの否定的評価でなくてもいいと思うようになりました。
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