2006年09月22日

内藤忍(2006.7)『内藤忍の人生を豊かにするお金のルール』アスペクト

 乙が読んだ本です。
 内藤氏の以前の著書
http://otsu.seesaa.net/article/16754281.html
と同様に投資の本かと思って買ったのでした。しかし、本書は、話題をぐっと広げ「人生の送り方」のようなことがたくさん詰まっていました。もちろん、投資の話も出てきます。しかし、それがメインテーマではありません。
 pp.18-20 には、財布の話が出て来ます。財布がきれいな人(お札が整理されて入っている)はお金を大事にしているということです。その反対は、レシートやら何やらがたくさん詰まって分厚くなっている財布です。実は、乙は前者、家内(と子供)は後者なのです。何だか我が家のことをいわれたような気がして、思わず苦笑してしまいました。
 投資関連の話に行きましょう。
 p.162 投資のコストはしかたがないものと説かれます。投資信託はコストがかかる、外貨投資は為替手数料がかかるなどといって否定してばかりいてもしかたがないということです。そのため、ベストよりもベターを狙うべきだとされています。乙も同感です。まあ、同じようなものがあってコストが違えば、コストが低いもののほうを選びますが、コストをゼロにすることはできません。高いリターンがあるならば、高いコストを払うこともやむを得ないと考えています。
 pp.165-166 お金をふやす人が少ないのはなぜかという話です。時間がないからという理由が多いそうです。しかし、内藤氏は時間の使い方とは優先順位の問題であり、やる気があれば少しは時間ができると説きます。耳が痛い話です。
 p.195 投資には勉強が必要だと説きます。なぜなら資産運用とは、勉強している人が勉強していない人からお金を合法的に巻き上げるしくみだからだとしています。実に新鮮な視点でした。乙ももっと勉強しなければと思いました。
 pp.201-204 投資に時間をかけすぎるのはやめようと説きます。なぜなら、自分の時給を考えると、時間をかけて株の銘柄研究をするならば、それは時給分のコストがかかるからだというわけです。サラリーマンなら、割と実感している論理かもしれません。ただし、この言い方は、p.195 と矛盾する面があります。勉強するには時間がかかり、つまりコストがかかるからです。内藤氏は時間をかけずに投資に臨めばいいと説きますが、それでいいのだと納得する(つまり自分のスタイルを作り上げる)までは、あれこれ迷い、いろいろな本を読むでしょう。つまりここで時間がかかっているのです。結果的には、時間をかけないやり方ができるとしても、それに到るまでは、やっぱり時間をかけているのです。
 投資は勉強だということを実感させる本です。この本を読んで、乙はいかに生きるべきかという点で再考をうながされたように感じました。
 内藤氏のブログに立ち寄ってみるのもおもしろいと思います。
http://www.shinoby.net/



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posted by 乙 at 05:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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