2006年09月26日

川又三智彦(2006.8)『2017年 日本システムの終焉』光文社

 乙が読んだ本です。
 まもなく日本システムが崩壊するぞという本です。2017年という具体的な年が入っているので、つい買ってしまいました。
 内容的には、国家破綻本と似ています。しかし、単に国の借金が多いというだけでなく、さまざまな問題がそれに関連していて、つまりは日本というシステムの問題なのだという説き方はおもしろかったです。
 この本は、図表(グラフ)が多いという点も特徴の一つでしょう。今までの傾向を年ごとのグラフの変化で示すという書き方は、わかりやすかったと思います。グラフ類は全部見開きでとても見やすくなっています。
 ただし、2017年に日本システムが終焉を迎えるという著者のことばはそのまま信じるわけにはいきません。なんやかやといっても、いろいろな人が各方面で努力しているという面もあると思うので、乙はもう少し楽観的です。本当に2017年に日本が終焉するとすれば、乙が予定しているハッピーリタイアメントは吹っ飛んでしまいます。
 しかし、日本というシステムの問題だという著者の見方には、うなずける部分も多いので、この問題は長期的に考えていかなければならない問題だとは思います。
 本書は、全体として新規な見方が述べられているわけではなく、あまりお勧めではありませんが、日本経済についての問題提起として意味があると思いました。


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posted by 乙 at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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