http://otsu.seesaa.net/article/12496477.html
http://otsu.seesaa.net/article/23106205.html
債券に投資する投資信託は手数料が高いので良くないと思います。ですから、直接債券を購入する方がいいのですが、口座管理料などを考慮すると、ためらいがありました。
その後、外貨MMF
http://otsu.seesaa.net/article/24103836.html
さらには、ボンド・セレクト・トラスト(BST)
http://otsu.seesaa.net/article/24380821.html
などを調べ、さらにゼロクーポン債
http://otsu.seesaa.net/article/23106205.html
などを調べて、一応、乙の方針が決まってきました。次のようなことです。
(1)円高のときをねらって、野村證券でドルやユーロに両替し、BSTに投資する。
(2)欧米の金利が上昇しているころを見計らって、アメリカ・フランス・ドイツの国債(ゼロクーポン債)に投資する。
(3)それらを売却した後は、外貨MMFに入れ、金利の動向を見て、再度アメリカ・フランス・ドイツの国債(ゼロクーポン債)に投資する。
こんなことにしようかと思います。
HSBC 香港での債券投資は、口座管理料が高いので、考えないことにします。
上の方針での問題点は、円高・円安をどう判断するかということと、国債を購入するときの金利をどう考えるかの二つあります。
まず、為替の問題ですが、今の1ドル120円や1ユーロ150円というのは、ずいぶんな円安だと思います。数ヶ月前には1ドルが 110 円、1ユーロが140円だったこともあるのですから、今後も、そのくらいまで円高になることはあるでしょう。このあたりを境にしてBSTに資金を(両替して)移動させようと思います。
BST(および外貨MMF)は短期債券ですから、金利の変動の影響を受けます。そこで金利の上昇を見て長期国債に資金をシフトさせます。どのくらいの金利を考慮するかといったあたりが問題なのですが、6% くらいあれば充分でしょうね。あるいは、今後金利が低下しそうだと見込まれるときをねらいます。資金を BST や MMF にずっと入れておくよりはマシだろうという判断です。海外の国債に投資するときは少なくとも1万ドル(1万ユーロ)以上購入するようにします。さもないと口座管理料が高いものになります。
今は、円安だし、欧米も比較的低金利だしということで、外国債券も今ひとつ魅力がないように思っています。そのときがくるまで日本円の現金でじっと保管するつもりです。数ヶ月〜2年くらいのうちにはチャンスがめぐってくるでしょう。
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