2006年11月01日

ユナイテッドワールド証券での中国株取引の手数料

 乙は、中国株を購入していますが、それはユナイテッドワールド証券を通じてでした。
http://otsu.seesaa.net/article/16667817.html
 乙が中国株取引をはじめる前(2004年12月ころ)に、あちこちのサイトを調べたところ、ユナイテッドワールド証券が一番手数料が安かったので、ここに決めたのでした。
 その後、手数料の変更がありました。
 旧手数料は、
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ossann/uw.html
http://allabout.co.jp/Ad/203057/1/product/203057.htm
http://stockmoney.fc2web.com/tyuugokukabusyoukenngaisya.htm
などに載っています。
 ところが、2005年7月以降は、
http://www.bts-happy.com/kabu/tesuryo/co/unitedworld.html
http://www.kabu-navi.org/uwg.html
のように(まとめ買いをするのでなければ)手数料が上がってしまったのでした。
 乙は、買った中国株をほっといているだけですから、手数料が少しくらい変わっても、大きな影響はないと思っていました。むしろ、毎年かかる口座管理料がなくなったことを好ましいというくらいに思っていました。
 ところで、中国株を持っていると、毎年配当があり、それがだんだん貯まってきます。先日、配当でそろそろ何かの株を買っておこうかと思い立ちました。金額的には大したことはなく、最低取引株数の2000株がやっと買える程度の金額です。で、実際購入してみると、手数料が高いことを痛感しました。
 株価が 3.5 香港ドルだったので、2000株で 7000 香港ドルになります。日本円で10万円ちょっとです。これに対して、購入手数料が 157.5 香港ドルかかるんですからねえ。何と2%以上もかかるんですよ。これはちょっとまずいなあと思いました。
 さっそくネットを見てみると、この問題に対して、いろいろな人が意見を述べるとともに、取引先の証券会社を変えようとする人が多いこともわかりました。
 http://kikuchisan.net/stock/chinasyouken.html
では、「これまで年1,260円掛かっていた口座管理料は無料となりました。28万円以下の約定では単純に735円が2,205円に値上がりし、28万〜84万円では値上幅は徐々に縮小しますが値上がりと言うことになります。個人投資家にとっては大幅値上げ、大口投資家にとっては値下げということになります。(2005/8)」と書いてあります。そうなんです。乙のような少額の株をあれこれ買うような人間は、相当不利になったといえます。
 http://richroad.fc2web.com/uwg.html
では、今の手数料体系は大口取引でメリットがあるといっています。それ以外に、ユナイテッドワールド証券には、さまざまなメリットがあることも述べています。
 http://www.chugoku-kabu.net/modules/news/print.php?storyid=160
では、この手数料改定によって松井証券に変えるとのことです。
 http://www.chuugokukabu.com/hajime/kounyuu31.html
では、「これまでは小額ならユナイテッドワールド証券提携各社、高額ならユナイテッドワールド証券を利用する形が手数料面では有効でした。しかしながら今回のオリックス証券の手数料の上限設定により、ユナイテッドワールド証券の高額取引での優位性が大きく薄れる事になります。小額取引では手数料が安く、高額取引では代わらないとなると利便性から考えてもユナイテッド証券から乗り換えてオリックス証券1社で済ませるというユーザーが増える時態は当然考えられることです。今回の改正で1つはっきりしたのはユナイテッドワールド証券では今後はシステムを提供する円の下の力持ち的スタンスを強めて行く方向に舵を大きく切ったのであろうということです。」と述べて、投資家の多くがオリックス証券に乗り換えることを予想しています。
 中国株の手数料比較をしているサイトがいくつかあります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~hy1231/kaisya.html
http://www.nageyari-china.com/shoukenkaisha/shoukenkaishakakuron1.htm
http://stock.searchina.ne.jp/hikaku/hikaku01.html
といったところです。さらに、
http://iwamiginzan.arrow.jp/archives/3/21/000038.html
では、少額投資の場合、マネックス証券と松井証券を推薦しています。
http://www.katz-china.com/china_stock_company2.htm
では、トレイダーズ証券が安いとしています。

 手数料改定に関しては、「さますの」さんが
http://wakuwakumukiryoku.seesaa.net/article/4674104.html
で次のように述べています。「おそらく、今までのような低価格で、小口客を相手にしていは、中国株取り扱い証券会社が増え、手数料競争が激しくなった現在、ビジネスとしては、非常に効率が悪いものになってしまったのだと思います。【中略】以前、口座管理料を有料にするときも、突然「口座管理料をとります。」と宣言し一部の顧客から「ひんしゅく」を買っていたことを思い出しました。」
 確かに、そうですね。ビジネスですから、その基準で会社としての最適だと思われる判断をしたはずです。ということは、この先しばらくはこのまま変更なしでいくと思われます。
 また、kz@銅鑼湾さんが
http://kowloon.livedoor.biz/archives/12202686.html
で、HSBC で中国株を取引する場合と、ユナイテッドワールド証券で取引する場合とを比べていて参考になります。「1度でも売買があると、6カ月ごとにHKD100(約1400円)の口座管理手数料が徴収されます。」とありますが、逆に、じっと保有しているだけなら口座管理料がかからないんですかね。普通は、保有していればかかってくると思うんですが。
 HSBC での中国株取引も考えたほうがいいかもしれません。あるいは、KGI 証券や BOOM 証券といった香港の証券会社と取引することも一案です。
 乙は、どの証券会社を使うべきか、判断が付きませんが、中国株はまだ数年程度保有する予定のため、今は決断せず、ユナイテッドワールド証券に預けたままにしておくつもりです。しかし、今すぐにどうこうする必要はないにしても、今後は考えなければならない問題です。もちろん、中国株をやめるという選択肢もあります。
posted by 乙 at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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