もしも、乙が今から中国株投資をはじめるということなら、当然、ETF を選んだでしょう。
しかし、乙はすでに個別銘柄を買ってしまっているわけで、今の段階としてどう考えるべきか、迷います。
個別銘柄を全部売ってしまうと、それだけで手数料が数万円かかってしまいます。
でも、ユナイテッドワールド証券は、今や大口優先の料金体系です
http://otsu.seesaa.net/article/26554245.html
から、乙のような小口分散投資には向きません。ここで ETF に乗り換える手は十分ありそうです。
とはいいながら、さらに考えてみると、今まで継続してきた個別銘柄を全部売却し、その資金を ETF に集中させるなら、何もユナイテッドワールド証券に義理立てする必要はありません。全部現金化してしまって、香港に送金し、そこで中国株の ETF (2828)を買うという手もあります。
乙が持っているのは HSBC 香港の口座ですが、ここでは、
http://www.hsbc.com.hk/hk/personal/invest/sec/local.htm
に示されるように、売買手数料 0.25%(最低 100 HKD=1500円)がかかり、その他に、口座管理料として、半年で 100 HKD=1500円かかるとのことです。年間3000円の口座管理料ということになります。少額の投資では引き合いませんが、300万円投資すれば口座管理料は年間 0.1% で済みますから、これくらい(以上)が取引金額として妥当だということになります。300万円分の株を買えば、売買手数料は、0.25% で計算して 7500 円かかることになります。
もしも60万円ずつ5回に分けて購入すれば、ユナイテッドワールド証券では、2300×5=11500 円かかり、HSBC 香港では 7500 円ですから、ユナイテッドワールド証券が購入金額にかかわらず一定の(高い)手数料を取ることによって投資家にこのような時間的な分散投資もさせないようにしていることがわかります。
HSBC 香港は、ユナイテッドワールド証券と方針が違いますが、ここでH株指数の ETF に投資する手があるかもしれません。
2007.1.13 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/31320494.html
に書きました。
2009.10.28 追記
HSBC 香港の口座管理料(の値上げ)については、
http://otsu.seesaa.net/article/131376215.html
に書きました。
【関連する記事】
- 松屋フーズホールディングスの株主総会に出席
- ジャステックの株式の公開買付と売却
- ベネフィット・ワンの株式の公開買付と売却
- ジャステックの株主総会に出席
- 東芝の株式の公開買付に応募(続)
- 東芝の株式の公開買付に応募
- 銚子丸の株主総会@幕張メッセ
- 銚子丸の株主総会のお土産が減額されている
- 一部の株式を売却予定
- WOWOW の株主総会に出席
- 銚子丸の株主総会
- WOWOW の株式優待の変更
- 東京電力の株はディフェンシブ銘柄だったのか
- WOWOW 株主アンケート
- ワタミの株主優待を使おうと思って(続)
- ワタミの株主優待を使おうと思って
- ローソン株1株だけ買い増し
- ワタミの株主通信
- 株主総会の案内
- カッパ・クリエイトの株主優待