2006年11月19日

TOPIX連動型ETF配当の怪

 乙がネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけました。
http://allabout.co.jp/finance/assetmanagement/closeup/CU20050831A/index.htm
 「株式投資を考える VOL.14 TOPIX連動型ETF配当の怪」というタイトルです。
 2005.9.13 の日付で北川邦弘氏が書いたものです。
 TOPIX 型 ETF は配当実績が各投信会社ごとに大きく異なるのですが、ETF の仕組みを知っている人間からすると、奇妙な話です。で、北川氏はそれはなぜかを明らかにしました。2ページ目
http://allabout.co.jp/finance/assetmanagement/closeup/CU20050831A/index2.htm
に答えが書いてありました。
 なぜならば、大口投資家が決算期のズレを利用した配当取りをしているからだというのです。
 乙は、この記事を読んで驚きました。個人投資家の配当が大口投資家によって窃取されているのです。ETF には、銘柄入れ替え時に先回りして儲ける手があり、その分、ETF の購入者が損をするのですが、
http://otsu.seesaa.net/article/22402936.html
もう一つ、購入者側にはこんな損をする場合があったのですね。
 これに対して、日興コーディアル証券の釈明記事がネット上に掲載されています。
http://www.nikkoam.com/products/etf/info/etf050713.pdf
 元の北川氏の記事では(現在は)URL が間違いなので、ご注意ください。この URL が正しいものです。

 それにしても、世の中いろいろなことがあるものですね。
ラベル:TOPIX ETF
posted by 乙 at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ”気付かれなければ黙っていよう”という体質は、生保・損保・社会保険庁と同じですね。長期での投資では、配当を丹念に積み上げるのと、しないのとでは大きな差になることは、ジェレミー・シーゲルが著書でも指摘しています。
Posted by 怒りの個人投資家 at 2007年10月18日 10:20
怒りの個人投資家様
 まさにその通りです。
 こんなことが指摘されても、まだほおかぶりを続けるのでしょうか。
 ま、どうなるのか(どうするのか)、乙は注意していきたいと思っています。
 業界全体の「姿勢」の問題です。
 そういう姿勢を続けるならば、個人投資家としては離れて行かざるを得ません。
Posted by at 2007年10月18日 10:53
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