2006年11月25日

HSBCインドオープン再論

 HSBC インドオープンについては、すでにブログで述べたことがあります。
http://otsu.seesaa.net/article/15832140.html
 今は、乙が2004年12月に購入した分が2倍を越えた段階です。約2年で2倍というのは、かなりの上昇率だということになります。
 このファンドのマンスリーレポート(2006年10月31日現在)は、
http://www.hsbc.co.jp/jp/shared/pdf/india_m.pdf
で読むことができます。
 2006年の5月から7月ころは、世界的な株安の影響で、このファンドも相当に下落しました。マンスリーレポートの中の基準価額の推移のグラフでも、3割近く下落したようすがわかります。この急落では、乙も肝を冷やしましたが、全体として、インド株は好調だろうと思えたので、乙はファンドを解約せずにじっと我慢したのでした。今や、この下落からは完全に回復したといえます。
 さて、基準価額の推移のグラフには、ベンチマークの推移も記入されています。それを見ると、このファンドの成績がベンチマークとほぼぴったり重なっていることがわかります。ベンチマークは、S&P/IFC Investable India(円ベース)だとのことです。こういうことなら、このファンドはインデックス・ファンドとあまり変わらないことになります。このファンドの信託報酬は 2.1% ですが、インデックス・ファンドならば、0.5% くらいにできるはずです。2.1% という手数料を払う以上は、ベンチマークをそれなりに上回ってほしいものですが、そうはなっていません。
 乙は、このファンドにケチを付けるつもりはありませんが、高額の報酬を受け取る以上は、それなりの成績を残してほしいと思います。そうでなければ、報酬を低くし、インデックス運用すればいいということになります。
 インド株のインデックス・ファンドがあるのかどうか、知りませんが、あれば乗り換えたいものです。きっと手数料が安いことと思います。
http://allabout.co.jp/finance/gaikatoushi/closeup/CU20050406D/index2.htm
にはいくつかインド株ファンドが載っていますが、全部アクティブ・ファンドのようです。
 インド株の ETF は、あるのかどうか、知りませんが、ETF があっても、インド株を個人投資家が直接購入することができない以上、ETF もダメでしょうね。
2006.11.30 追記
 インド株の ETF について、
http://otsu.seesaa.net/article/28572677.html
に書きました。

2007.1.8 追記
 このファンドに関することを
http://otsu.seesaa.net/article/30789538.html
に書きました。

posted by 乙 at 05:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。