2006年12月04日

SGロシア東欧株ファンド再論

 SGロシア東欧株ファンドについては、2006.4.25のブログですでに述べたことがあります。
http://otsu.seesaa.net/article/17013479.html
 ファンド・オブ・ファンズということはすでに述べましたが、親ファンドの手数料がどれくらいかかっているかは、そこには明示しませんでした。
 2006.10.20 が決算日とのことで、最近、乙の手元に第2期の運用報告書が送られてきました。それによると親ファンドは SGAM Fund エクイティーズ イースタン ヨーロッパ で、信託報酬は 0.8% とのことです。
 SGロシア東欧株ファンド自体の信託報酬が 0.92925% ですから、あわせれば 1.7% ほどの報酬になり、ずいぶん高いことがわかります。ファンド・オブ・ファンズは信託報酬が高いということはその通りです。
 このファンドは、第1期も第2期も、1500 円の分配金を出しました。1万円の基準価額から考えると、15% もの分配ですから、分配金が多いと思います。もっとも、第2期末の段階で基準価額は 13,685 円ですから、分配金が多すぎるわけではありません。ただし、分配金を出せば出すだけ、それに対して税金 10% がかかってきますから、ファンドとしては(つまりは投資家としては)、分配金を出さないほうがいいのですが、なぜ、こんなに出すのでしょうか。日本では、分配金を出さないでファンドがため込んでしまうと金融庁あたりからにらまれるのでしょうか。だとしたら、いかにも日本的ということになります。まあ、日本で設定・募集している以上、このあたりはしかたがないのかもしれません。
 運用成績は、第1期、第2期とも期中騰落率が 30% ほどのプラスであり、とてもいい成績といえます。
 こんなに成績がいいと、信託報酬が高めでも許せるような気がします。30% の中の 1.7% くらいはくれてやってもいいという気分です。このあたりの気分が、投資の常識とずれるところです。投資の常識では、ファンドはコストが大事であり、報酬が二重取りされるようなファンドはよくないということになっています。乙もそれには納得します。しかし、SGロシア東欧株ファンドのように、いい成績を出しているファンドもあるわけで、こういう好成績を出してくれるなら、多めの信託報酬を払ってもいいような気持ちになります。
 ちなみに、このファンドの購入時に申込手数料が 1.05% かかっています。それに加えて、解約時には信託財産留保額が 0.3% かかります。乙の基準では、運用期間の最低は申込手数料で決まり、「1%=1年」ですから、このファンドの場合、1年数ヶ月保有すればいいということになります。実際は、購入後1年8ヶ月になりますので、もういつ解約してもいい状態です。しかし、今のような好成績ならば、解約するべき理由も見あたりません。もう少し投資を継続しようと思います。あとは、ロシアや東欧の経済がうまく回転しなくなる(必ずこうなるはずです)ときにタイミング良く逃げ出すことができるかどうかが問題です。たぶん、そうは問屋が卸さないはずですが。
 やはり、BRICs は強いですね。
2007.5.30 追記
 この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/43310925.html
に書きました。
posted by 乙 at 01:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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SGロシア東欧株ファンド(ノーロード投資信託)
Excerpt: 運用会社:ソシエテジェネラルアセットマネジメント 長期的な信託財産の成長を図ることを目的として、ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行う。 主として、ロシア・東欧諸国で事業展開を行う企業に投資..
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Tracked: 2007-09-24 12:00
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