2012年09月17日

午堂登紀雄(2012.4)『日本脱出』あさ出版

 乙が読んだ本です。「この国はあなたの資産を守ってくれない」という副題が付いています。
 タイトルを見たとき、日本を脱出して、海外で生活するための本かと思いました。
 読み終わってみると、まあ、そういう話も出ては来ますが、本書のごく一部でしかありません。p.170 あたりにマレーシアへの脱出が出てくる程度で、あとは、必ずしも海外への脱出の話ではありません。期待して読んだ乙の失敗でした。
 230 ページほどの本ですが、投資の本としても、あまり参考になる話は出てきません。
 目次を見るとわかるように、多種多様なことが述べられていますが、それぞれが1〜2ページで論じられており、これでは、なぜそう考えるのか、根拠を示すところまでは行きません。したがって、全体として著者の主張が書かれていても、それぞれが掘り下げられていないのです。
 何というか、消化不良のような感想を持ちました。


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posted by 乙 at 08:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本が一番安全。だから円高になる。外貨で運用していたら、円高で大損。私は人民元を持っていたが円高で大損。ペトロチャイナの株、香港ドルで買って、香港ドル立てでは上がったが、円高で大損。Googleの株、円高で大損。フェイスブックの株、上場した途端、暴落して大損。おじいちゃん、おばあちゃんたちが何も考えず完本保証の郵便貯金していたのが正解だった。郵便局でも元本割れの投資信託売っているから気をつけないといけない。
Posted by 犬伏正好 at 2012年09月18日 16:12
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