2006年12月28日

12月26日の夜の台湾の地震

 台湾南部で26日の夜に地震がありました。
 今までなら、海外の話として、無視してもよかったのですが、今は違います。
 海底ケーブルが切断したとのことで、ネットで香港に接続できなくなっています。
 乙が取引しているユナイテッドワールド証券は香港にサーバーがあるので、インターネットでの接続ができず、中国株に関する取引が全部ストップしてしまいました。
 また、HSBC 香港にアクセスしようとしても、ログインできず、まったく不可能です。
 ごくわずかのやりとりがパソコンとサーバーで行われているようですが、回線が非常に遅く、返事が返ってくるのに時間がかかり、接続がタイムアウトになりますから、日常的な使用には耐えません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000154-jij-biz
によると、通信各社が欧米を経由した迂回ルートを確保しようとしているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000019-imp-sci
によると、「インターネット接続サービスでは、グローバルIPネットワークサービスにおいて、日本・香港間のIPバックボーン回線が全断し、アジアでのインターネット通信の一部に遅延や通信できない状態が発生している」とのことなので、かなり大きな被害のようです。
 そのうち復旧するなら、特に問題はないのですが、今回はどうでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000048-zdn_n-sci
によれば、「台湾の最大手通信会社Chunghwa Telecomは、この地震で同社の国際海底ケーブルが切断されたと報告している。同社は修理に2〜3週間かかるだろうと述べている。」とのことですから、今回のトラブルはかなりの長期化も考えられます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000030-yonh-kr
によれば、「インターネットは障害発生直後に第三国を通じて通信ルートを確保しており大きな支障は出ていない」とのことですが、乙は実際ネット接続ができない状況ですから、困ったものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000082-jij-int
で報じられるように、中国株を扱っている各社とも同様の問題が発生しているようです。
 今回のトラブルは、当面、そんなに重大にとらえる必要はないと思いますが、長期化するとなれば、その間ずっと資金が動かせないことになり、困ったことにもなりかねません。まあ、現代では通信回線は基本的インフラですから、そんなに長期にならないうちに解決するのではないかと楽観しています。
 今回の事件で、海外投資の恐い面をかいま見ました。
2006.12.28 7:30 am 追記
 先ほど、HSBC 香港に接続でき、残高確認ができました。
 すごく遅いですけど。
posted by 乙 at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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