とある銀行の通帳が出てきました。
残高がン十万円あります。
しめしめ。こんなこともあるかと思いました。この口座のことはまったく記憶にありません。支店名を見ても、どこにあるのかわからないくらいです。乙が何かの時に口座を作った支店がどこかの支店と統合したのでしょう。
通帳の末尾は10年ほど前の記録なので、まずは、ATM で記帳してみようと思いました。何かの利息が付いているはずです。ところが、ATM では受け付けられないと出てしまいました。
しかたがないので、窓口に行って確認しました。
そしたら、何と、4年ほど前に解約されているということでした。
今は、通帳なしでも口座の解約ができるのですね。
残念な話でした。
それよりも、解約した事実を覚えていないということの方が乙には驚きでした。
そんなことがあるのですね。たった4年前のことでも覚えていないのです。
このような状態で口座の所有者が死んでしまうと、残された家族にいい迷惑です。ン十万円の通帳が発見されて、小躍りして銀行に行き、いろいろ調べた結果、結局口座解約済みということでがっかりするはずです。
自分のことは自分でしっかり管理しなければならないと思いました。家族に迷惑はかけられません。
ラベル:通帳