2013.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/322114670.html
の続きです。
解約済みの通帳が発見されたのと合わせて、もう1冊の通帳が「発見」されました。
インターナショナル口座というもので、海外の ATM から現地通貨を引き出せるというものでした。しばらく前に、半年ほど中国に行くことがあったので、こんな口座を作ったりしたのでした。
実は、銀行から連絡があり、まもなく海外サービスが終了するという話でした。
そこで、当時の通帳を探したというのが実態です。
引き出しから通帳が出てきました。中を見ると、残高はン百万円ありました。よくまあこんな金額をここに入れておいたものです。
さっそく銀行に行って、解約の手続きをすることにしました。
銀行に行くとき、ハンコを忘れてしまい、自宅まで取りに戻らなければなりませんでした。
その後、別の支店の口座を解約するために、本人確認が必要ということで、自宅まで免許証を取りに再度戻りました。
窓口でも随分待たされました。全部で1時間以上、かかったように思います。
まあ、自分のカネを守るということはこういうことだと納得して、手続きをしました。
最終的には、口座の解約ができるということになりました。残額は、連結してある口座に入金してくれるという話です。
ああ、よかった、時間をかける甲斐があったと思いました。
「ちなみに、口座残高はいくらでしょうか。」
乙は、期待をこめて窓口の係員に尋ねました。
「6円です。」
「えっ! たった6円ですか。」
「はい、ずっと前に口座のほぼ全額が引き出されており、その後、利息分が口座について6円になっています。」
ガーン。
こんなに努力して6円をもらっても、うれしくありません。
昔、全額引き出しをしたとき、口座解約にしなかったのは、この口座を次も使うことがあるかもしれないと考えた結果でした。しかし、かえって変なことになってしまいました。
昔の自分が将来の自分に迷惑をかけたということです。
口座の管理はきちんとしておかなければならないと自戒しました。