2007年01月28日

海外送金の手数料(続)

 昨日述べたように
http://otsu.seesaa.net/article/32209181.html
HSBC 香港からの送金手数料が約 4000 円とすると、乙の今までの海外送金のしかたを変えたほうがいいかもしれません。
 e-kawase を通じて、海外口座に出金すると、1万ドル単位の両替と送金ができるので、一番コストが安いと思っていました。具体的には、まず、米ドルを買う段階で 1000 円(それに為替のスプレッド数百円?)、次に海外送金段階で 3500 円です。合計で 4500 円+α程度です。
 しかし、この方法では、出金先が自分名義の口座に限られます。したがって、海外の適当な口座に送金するには、一度 HSBC 香港に出金して、そこから改めて海外の適当な口座に送金することになります。つまり、海外送金を2回やっており、送金手数料の二度払いになっているわけです。HSBC 香港からの送金コストを 4000 円とすると、先の金額と合わせて 8,500 円+αで両替と送金を行っていることになります。
 こういう計算をしてみると、日本から直接先方の口座に送金する方が結果的に手数料が安くて済むかもしれません。しかし、両替手数料を含めて計算すると、どっこいどっこいでしょうか。
 e-kawase を通じて送金するのは、HSBC 香港で直接ファンドや株を買うときに限定したほうがいいのかもしれません。
 何だか、最初から海外送金のしかたを考え直すかのような気分になってきました。
posted by 乙 at 00:08| Comment(7) | TrackBack(0) | 海外送金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも参考にさせて頂いております
ちょっと気になったのですが
海外送金手数料の件で、US.etradeの受けの
口座の銀行はどちらなのでしょうか。
シティやバンカメ、ファーゴなどのメジャーにしては20$はちょっと高いように思うのですが、以前香港HSBCから送金したこともあるのですが受けは5$程度だったです。ひょっとして銀行口座ではなくetradeの証券口座に直接送金なのでしょうか。いや、それというのもetrade口座はデビットカードも貰えて銀行口座同様に使えるというので一部の業者が米国銀行口座と称して仲介していると聞いたもので..。

送金ハブに香港HSBCを使うというのは香港ベースでの運用益を回すときには有効だと思います。HK$-US$間の為替手数料は非常に小さいですしね。
でも日本でドル調達して経由させるのはロスが多いかと思います。
ドル調達はe-kawaseとのことですが
これは確か他人名義には送れないんですよね
私は高額の場合には手数料の安い外為どっと
そうでない場合には出金無料キャンペーンを
よくやる安藤証券を使って調達して出金しています。
国内からは月並みですがシティを使って
います。年にそう何度もないので無理して2ヶ月前に口座に一千!集めて送金無料の特典で送っています。ドル調達より円調達のやりくりに苦労します(笑。
また現在使っている米国証券会社はシティ口座を指定できるのでもちろんコルレスも取られませんし、US内の銀行間の振替えは高くても2,3$ですので、上記の安藤−国内シティ
−(US.Citi)−米国内銀行−米国証券口座
の振替えは1万$につき3千円程度、2万$なら4千円(国内シティが2千円かかったとしても)でいけるはすですよ。

でもやはり為替レートとタイミング次第ですね。
昨年11月に円高が一時的に進んだときに115円台で3万ほどFXで仕込んだのですが、5千を残して119円台で円転して小さく利確しいちゃいました。
その時すぐに香港HSBCに送って中国株を買うべきでした。その兆候はでてましたしね。
でもって工商銀行のIPOには応募したんですが当然ハズレたし、まったくうまくいかんですよ(苦笑

Posted by 奔走 at 2007年02月01日 12:57
 奔走様
 コメントありがとうございます。
 乙が送金したのは、The Bank of New York の E*TRADE Securities の口座でした。誰もが同じ口座に送金するようになっていると思います。送金するとき、送信文に自分の名前や(E*TRADE 内部の)口座番号を指定して送ります。
 安藤証券経由というのは初めて聞きました。
 これから調べてみます。
Posted by at 2007年02月02日 06:50
はじめまして。ずいぶん遅いコメントで申し訳ありません。管理人様はアメリカのe*tradeに送金されるとのことですが、アメリカの証券会社まで、1万ドルあたり数百円で送金できる経路を考えましたのでご紹介します。(但し新生銀行とInteractive Brokers(IB)とUnion Bank Of California(UBOC)に口座を作ることが前提となります)
@セブンイレブンから新生銀行に入金(無料)
A新生銀行からIBのシティバンク東京支店の口座に円で振込(無料)
BIBで、FXを使って円からドルに両替(手数料2ドル50セント、スプリット0.01%)
CIBからUBOCへ、ACHを使ってドルを送金(無料)
DUBOCからACHを使ってe*tradeへ送金(無料)
というルートです。
IBは毎月の最低手数料が10ドルなので、なにもしなくても月10ドル取られてしまうのがこの方法の難点ですが、逆に言えば、2.5ドル×4で10ドルなので、月4回までは気兼ねなく送金できるということでもあります。
Posted by 駒沢公園散歩人 at 2007年04月08日 04:58
駒沢公園散歩人様
 コメント、ありがとうございます。
 確かに、この方法はかなり安く送金できそうで、おもしろいと思います。
 IB の毎月10ドルの手数料が痛いですね。
 でも、ここで10ドルかかっても、トータルでは安くて済むという見方もできます。
Posted by at 2007年04月08日 17:40
乙様
FX業者は随分増えてきたようですが、
現在検討されている送金手段はありますか?
ドル買い後の現受け条件については、なかなか比較が難しい印象を受けています。
Posted by noten at 2007年07月17日 23:57
noten様
 最近は、もっぱら Interactive Brokers 証券を利用しています。
 これだとシティバンク東京支店あての送金で済んでしまうので、新生銀行から無料で送金できますし、IB で両替しても、手数料はほとんどただみたいなものです。
2007.5.1 http://otsu.seesaa.net/article/40471414.html
2007.5.2 http://otsu.seesaa.net/article/40569551.html
Posted by at 2007年07月18日 04:02
乙様
早速にコメントありがとうございます。
手数料など意見が分かれる部分は若干ありそうですが、それをカバーするだけのメリットがありそうですね。
早速検討させて頂きます。
ありがとうございました。
Posted by noten at 2007年07月18日 13:55
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