2007年01月30日

アクティブファンドのパフォーマンス

 日経新聞 2007.1.27「株主とは」欄にたいへん興味深い記事が掲載されていました。一部引用します。
 「カリブ海に浮かぶ常夏の島国、グレナダ。佐渡島の半分ほどの島には欧州有力ヘッジファンド、スーパーファンドの「電子頭脳」がある。24時間休みなく動き続けるコンピューターが株、債券、商品など 100 を超す世界の先物を監視。価格変動の傾向を読み取るや否や、即座に売り買いの指示を出す。取引は完全に自動化され、人間の意思が入り込む余地はない。
 自動投資は極東の島国、日本の株価指数先物にも及ぶ。「人間には恐怖や欲望などの感情がつきまとう。冷静さが求められる運用の世界で、ヒトはコンピュータに勝てない」。日本法人社長のマーカス・ビュッヘル(40)は断言する。感情なき売買に徹する電子頭脳の平均収益率は年 20% に達した。」
 いやはや驚きます。我々が株を買った売ったといっている相手は実はコンピュータだったんですね。アルゴリズムを忠実に実行するという意味では、コンピュータは人間の忠実なるしもべです。乙は、こういうのを相手にして(同等の機能を持たない)個人投資家が勝てるわけはないと思います。
 ではどうするか。
 ここで道は二つに分かれます。
 一つは、こういうコンピュータに運用を任せることです。乙は、資金の一部をスーパーファンドに振り向けていますが、
http://otsu.seesaa.net/article/20948293.html
確かに、年率 20% とまではいかなくとも、それに近い成績を上げるようです。(将来的にずっとその成績を上げ続けるかどうかはわかりませんが。)
 もう一つは、こういうコンピュータと競争しても勝てるわけはないとあきらめてしまうことで、つまり、インデックス・ファンド(パッシブ・ファンド)を購入することです。
 何とか勝とうという個人投資家の努力(自力で個別株を選んでそれに投資すること)は、きわめて厳しいのではないでしょうか。そういう作戦を乙は一概に否定するものではありませんが、このようなコンピュータに打ち勝つための努力というのはどんなものなのでしょうか。乙には、とうていこなしきれないと思います。そんな努力をするくらいなら、本業の仕事に打ち込む方が、人生を豊かに生きることができると信じます。
 というわけで、乙は、個別株投資には見切りを付けて、順次売却し、その分の資産を ETF あるいはインデックス・ファンドにだんだんシフトしていきたいと思います。日本株も、外国株も同じことだと思います。
posted by 乙 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンドの運用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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