http://www.alt-invest.com/pl/book/hk_manual/intro.htm
という文書があります。本来は書籍の一部のようです。
BOOM 証券のメリットについては、以下のように説いています。乙が興味を持ったところだけを抜き出しておきます。
(1)取引手数料が安い。香港上場株式の標準的な取引手数料率は0.25%だが、BOOM証券は0.18%。
(4)中国B 株のオンライン取引が可能。上海・深セン両取引所に上場されているB 株が売買できる。
(5)香港の証券会社で日本株が売買可能。
(6)世界の株式市場に投資可能。上記以外に、米国株、台湾株、韓国株、タイ株、シンガポール株、マレーシア株、インドネシア株、フィリピン株、オーストラリア株 がネットで売買できる。
(8)香港で登録されているオフショアファンドのネット取引が可能。BOOM証券で78 本。
(9)MAN INVESTMENT 社のヘッジファンドのネット取引が可能。AHL など。
(10)ファンドの販売手数料の割引が受けられる。BOOM 証券は一律2%。
(1)-(6)は株の話です。
(8)-(10)のファンド関係の情報が目新しいところです。
BOOM 証券のファンドといえば、
http://www.palcom-hk.com/koza/fund.pdf
には、BOOM 証券で購入できるファンドの一例が運用成績とともに書いてあります。
眺めてみると、ファンドの中には HSBC 香港でも購入できるものがあるし、バラエティがやや少ないように思います。(まあ、これでも十分と言えますが。)
なお、
http://www.alt-invest.com/pl/book/hk_manual/charge.pdf
によれば、BOOM 証券の手数料として、年間サービス料(口座管理料みたいなものでしょう)HKD200 がかかるとのことですが、これは HSBC 香港と同じです。それぞれに口座を開設すれば、それぞれで口座管理料がかかることになりますから、あまり口座を分散させるのも考えものです。
ファンドを1万米ドル買うとすると、販売手数料は HSBC 香港で 476 米ドル、BOOM 証券で 196 米ドル、その差は 280 米ドル(約33,600円)になります。年間サービス料が約 3,000 円とすると、11年分です。ファンドの販売手数料の差はけっこう大きな差です。
他の人がいろいろと述べている BOOM 証券のメリットですが、どれも決定的なメリットとはいいにくいように思いました。BOOM 証券では、株もファンドも、少しだけ(HSBC 香港よりも)手数料が安いといったところでしょうか。
BOOM 証券に口座を開設してもいいけれど、しなくても(乙の場合 HSBC 香港とアメリカの E*TRADE 証券で)あまり困らないように思います。何に投資するかによっても回答は違ってきますが。
乙の場合、BOOM 証券の口座開設の件は、しばらくペンディングのままにしておこうと思います。
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-101.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-102.html
で、PALCOM さんが「米Eトレード証券と香港BOOM証券の比較」を掲載しています。大変詳しくて、大いに参考になります。結論からいうと、何に投資するかによって違ってくるということです。
http://kowloon.livedoor.biz/archives/50696563.html
では、BOOM 証券を含むいくつかの証券会社の手数料比較が掲載されています。これまた参考になります。
【関連する記事】
- 楽天銀行あてに海外から送金したら、受取手数料がかかった
- みずほ銀行からご利用カード(アプリ版)への切替の依頼が来て
- 新生銀行で外国からの送金を受け取る手数料がかかる?(続)
- HSBC 香港の Security Device の電池切れ
- 新生銀行で外国からの送金を受け取る手数料がかかる?
- HSBC からケータイの番号を登録せよというメールが来た
- 楽天証券からのメール
- みずほ銀行本支店間の振込
- みずほ銀行の口座からすぐに送金できない
- アメリカの E*TRADE の口座を閉鎖する
- 新生銀行の「大同のMMF」の取り扱いがなくなる
- HSBC 香港の口座にある現金が引き出せない?
- HSBC 香港の新しいセキュリティデバイス
- W-8BEN フォームの記入
- 楽天銀行から携帯電話メールアドレスの登録のお願い
- 楽天銀行のログイン時「合言葉」が必須に
- 振込金額を間違えた人の話
- Firstrade が日本への送金を無料に
- SBI 証券の MRF 口座が使えなくなる
- Firstrade からまた書類の請求が(続)
香港にはもっと安くて口座管理料も
取らないネット証券がありますよ
私の使っている南華証券は外国株は扱ってませんが
BOOMよりずっと安いし管理料も無料です
使い勝手もいいですよ
コメントありがとうございます。
香港にもいろいろな証券会社があるようです。
http://www.asianstocks.info/link/
には、そのうちのいくつかが列記されています。
BOOM 証券よりもいいところがあるというのもその通りでしょう。
それぞれの証券会社で何をしたいかということだと思います。
乙が BOOM 証券をチェックしてみたのは、実は、アメリカ株投資を考えたためなのです。
もっとも、乙は中国株にも投資をしているので、単にそれだけを考えれば、今取引している HSBC 香港から別の証券会社に乗り換える手もあるかと思っています。
乙は、BOOM 証券を利用していないので、どのように送金したらいいか、わかりません。
HSBC 香港は、普通の銀行ですので、いろいろなやり方で送金ができます。
乙の流儀は、e-kawase を使うやり方ですが、
http://otsu.seesaa.net/article/19814060.html
これがベストかどうかは何ともいえません。
野村の MMF 経由でシティバンクから送金するやり方も多くの人が採用しているようです。
人によって、条件によって、何がベストかは変わってくると思います。
というわけで、簡単にお答えできるようなことではありません。
最初のころ手数料がよくわからず
適当に売買したら鬼負けしてましたw