2007年02月18日

日本から香港への送金手段として株式移管が使えるでしょうか

 乙が行ったように、
http://otsu.seesaa.net/article/31320494.html
日本のユナイテッドワールド証券から香港にある HSBC に中国株の移管ができます。
 さて、こういう話を聞くと、たとえば、日本から香港への送金手段として株式移管が使えないかなどと考えたくなります。
 もちろん、これは不可能ではありません。ただし、手数料がかなり高くなります。
 まず、ユナイテッドワールド証券で株を買います。ここで約2300円(157.5HKD)がかかります。しかし、その前に、現金を日本円から香港ドルに両替しておかなければなりません。この段階で為替手数料1%がかかります。これがすごく高いんですね。
 次に、株を移管します。2100円かかります。
 最後に、HSBC で株を売ります。金額の 0.25%(最低 100 HKD)がかかります。300万円とすれば、7500 円です。
 こう考えると、このやり方に実用性はないと言えます。
 もしかすると、非常に多額の現金を(税務署に知られずに)香港に持ち出すときの手段として使えますかね。こういうことを考えると、何だか、別の世界に足を踏み入れそうで、恐くなります。普通の生活を送る人間には関係ない話ですから、考えないことにしましょう。
 結論:株式移管は香港への送金手段としては使いものになりません。
posted by 乙 at 04:16| Comment(4) | TrackBack(1) | 海外送金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
香港株の香港への移管ができるんですか!!
私もしたかったのですが、石田さんの本にできないと書いてあったのであきらめてました。

もし海外へ出向などになったときにUW証券の株を処分しないといけなくなるので、どうしようか?と思っていたので助かります。

ところで税務署はこの移管を把握できているのでしょうかね。
Posted by 砂漠のキツネ at 2007年02月25日 00:59
砂漠のキツネ様
 香港株の香港への移管はできます。
 自分でやりましたから、これは事実です。
 たぶん、BOOM 証券とか、Hantec 証券とか、香港株を扱っている香港の証券会社ならどこに対してでもできると思います。
 まあ、既存の本をそのまま信用してはいけないということですね。もしかすると、時代が変わって、できるようになったということなのかもしれません。
 税務署は、(たぶん)この移管を把握していないと思います。把握できるはずがないと思いませんか。そこで、この仕組みを使った海外送金を考えてみたというのが今回のブログ記事なのですが、まあ、ここから先は乙とは無関係です。
Posted by 乙 at 2007年02月25日 05:00
乙川様

そうですかできるんですね。
日本の証券会社の最大の問題は、日本居住者しか利用できず、海外転勤等になると口座を閉鎖しなくてはならなくなる点にあります。
香港等で海外投資をすれば、メリットとして、こういった海外転勤するサラリーマンが安心して資産形成できる点が上げられますね。
Posted by 砂漠のキツネ at 2007年02月25日 11:47
砂漠のキツネ様
 なるほど。海外転勤になると、口座を閉鎖ということになりますね。
 海外勤務が短期であって、将来的に帰国する予定ならば、そのままにしておいても大丈夫なんでしょうが、それにしても、最低限日本国内の連絡先に人がいて郵便物が受け取れるようになっていなければなりませんね。
 海外に住むことになっても、税務署などは、自己所有の住宅などが国内にあるだけで、日本の非居住者とは認めないそうですが、このあたりの二枚舌も何とかしてほしいところです。
Posted by 乙 at 2007年02月25日 16:29
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