http://otsu.seesaa.net/article/33851389.html
http://otsu.seesaa.net/article/33776372.html
さて、その後、自分の口座の "Portfolios: Gains & Losses" をみて、疑問に思うことがありました。
Total Commissions/Fees: $40.67
と書いてあるのです。実現した損益の欄であり、もちろん、これは債券の売却時に安く売ったときの損失 250 ドルとは別です。
1回の売却あたり20ドル強ですが、債券の売却に手数料がかかるのでしょうか。エージェンシー債を 10 単位以上まとめて売買すれば、手数料はかからないはずです。
"View Commissions & Fees"
https://us.etrade.com/e/t/estation/commissions?id=1206010100
のところを見ても、売却時に手数料がかかるとはひとことも書いてありません。
乙は、さっそく、E*TRADE 証券にメールで尋ねてみました。返事によると、何と、債券売却の手数料はかかっていないというのです。その後、自分の Transaction history を見てみると、確かに債券の売却2回のところでは手数料ゼロと書いてあります。
E*TRADE 証券の係員からの返事のメールには、ポートフォリオのページは間違いだろうって書いてあり、これには笑ってしまいます。
これが、ひとさまのお金を預かる金融機関のメッセージでしょうか。乙には信じがたいメールでした。
間違いならば、なぜ間違いのメッセージを顧客に届けたのか、原因を追求し、今後そういうことが起こらないようにするのが通常の感覚ではないでしょうか。
間違いでなければ、40ドル67セントとは一体何かを顧客に説明するべきです。
株も債券も価格は変動するものです。それだけに、手数料などもわかりにくくなる面があります。乙は、それを顧客にきちんと説明することが、顧客の安心感につながり、結果的に顧客が増え、会社が発展すると思うのです。
きっと、何かの規定があって、40ドル67セントがかかったのでしょう。乙はそう思います。
しかしながら、今回の E*TRADE 証券の対応には、正直言ってあきれました。
残念ながら、この証券会社は、乙の感覚と合わないので、これ以上この会社を通じて投資することはやめます。
乙は、三つの債券が償還されたら(正確にいえば、償還される少し前に売却しますが)、出金して、口座を閉じます。それまで9年ほどかかるのですが、これ以上売買しないでじっとしていれば、少なくとも今後はトラブルが起きないでしょう。
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2007年02月21日の「アメリカの E*TRADE 証券の手数料」というブログの最後の段落で「乙は、三つの債券が償還されたら(正確にいえば、償還される少し前に売却しますが)、出金して、口座を閉じます。」と書かれていますが、どうして償還される少し前に売却するのですか?そうすることに何かメリットがあるのでしょうか?
もし昔のブログに理由が書かれてあれば失礼いたしました。乙さんのブログはあまりにも大量で、すべてを読む時間が取れないのです。
乙のブログはそんなに大量でしょうか。
とれはともかく……。
ゼロクーポン債を購入する理由の一つは、
2006.9.1 http://otsu.seesaa.net/article/23106205.html
2006.9.20 http://otsu.seesaa.net/article/24035583.html
2007.1.25 http://otsu.seesaa.net/article/32064138.html
などで書きましたが、途中売却にすると、税金がかからないことがあるのです。
やはり、税金は重いですから、可能ならば、かからないように工夫するべきだと思います。
お返事ありがとうございます。勉強になりました。今の為替レートなら満期まで持っても税金はかからないですね。
乙様は毎日ブログを更新しているので、過去を辿ってすべて読むと700ページもある書籍を読むようなものですので、やはり大量だと思います。まとまとまった時間が取れる時に読みたいと思います。