一番有名なのは、iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA) でしょう。Expense ratio が 0.35% であり、SPDRs よりも若干高いようです。
どの国の株式に投資しているかを見るには、
http://indexfund.jp/article/27931727.html
が便利だと思います。オーストラリア、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、アイルランド、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリスの21ヵ国とのことです。ヨーロッパ、オセアニア、極東アジアが含まれていて、日本も入っています。
ところで、
http://www.bitcat.net/tatsuya/merumaga11.htm
によれば、世界株式のインデックスに投資するファンドにもETF対抗でコストの値下げがあったとのことで、
Fidelity Spartan International Index (FSIIX) 0.10%
E-Trade International Index (ETINX) 0.09%
Vanguard Developed Markets Index (VDMIX) 0.34%
などがあるということです。ただし、Firstrade では、最初の二つが買えないようで、Vanguard Developed Markets Index (VDMIX) では、Expense ratio が iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA) とほとんど変わりません。結局、買うべきものは iShares MSCI EAFE (EFA) に落ち着きます。
0.1% と 0.35% では、0.25% のコストの差が生じます。仮に、5000 ドル投資するとすると、12.5 ドルの差になります。毎年 12.5 ドルの差がつくのですから、これは結構大きいと思います。
Firstrade では、買うときに一度注文すると90日間有効という設定ができるため、ちょっと安値で注文して、そのまま待っている手もありそうです。(株価がそのまま上昇して、買えなくなる可能性もあるわけですが。)
最近、乙は、EFA を買いました。
アメリカ市場で SPY と EFA を買うというやり方は、橘玲『臆病者のための株入門』
http://otsu.seesaa.net/article/19337369.html
にも出てくるやり方です。一番スタンダードなんですね。
http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/etf_f383.html
でも、そのやり方が書いてあります。
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