http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0326&f=column_0326_005.shtml
によると、上海で交通事故に出くわした日本人の経験が書いてあります。いやはや、ひどい対応です。
中国人のすべてがこのような態度だとは思いませんが、それにしても、現実にこういう人たちがいても何ら不思議ではないと思います。
乙の狭い経験からも、中国の人たちは、身内に対してとことん親切に接する反面、他人に対して配慮が足らず、傍若無人に振る舞うことがあるように思います。
北京での乙の経験で一番驚いたのは、歩行者の多数が信号を無視することでした。大きな交差点でも、車が来なければ、当然のごとく、赤信号のときに平気で渡りますし、それどころか、クルマが猛スピードで近づいてきていても、それをするりとかわしながら赤信号を渡っていくのです。乙も数日のうちに北京流の歩行者になってしまいましたが。
タクシーに乗ると、乗客の目からはそういう歩行者が実にじゃまに思えます。普通に走っていると横から平気で車道に飛び出してくるので、タクシーに乗りながらも冷や冷やしていました。見なければいいのでしょうが、つい見えてしまいます。タクシードライバーは、そういう状況でも平気です。クルマの側が、歩行者がいるからといってスピードを落とすなんてことをしたら、後続車に追突されるかもしれませんから、断固として歩行者に突っ込んでいくのです。「もしもぶつかったら、歩行者が悪い」という感覚でしょう。
そんなわけで、北京市内のあちこちで交通事故の現場を見ました。北京で交通のマナーを見る限りでは、毎日のように交通事故があっても当然だと思います。事故現場での中国人同士の口論は、それはひどく、大声で徹底的にやり合う感じです。保険があるのかどうか、どうやって事故の補償をするのか、乙は知りませんが、たえず、ケンカを見ているような気分でした。
というわけで、上述の記事を見ても、乙は「中国ならあり得る」と思いました。
2007.3.24 http://otsu.seesaa.net/article/36698945.html
にも書きましたが、日常生活の一端をかいま見た限りでも、中国の経済的な発展はそれとして、どうも中国人の生き方・暮らし方・将来性について、あまり明るい展望がないように思ったのでした。北京オリンピックがあるからといって、中国政府がマナー向上を叫んでも、そんなことで中国の人々の態度が変わるとも思えません。
2007.4.3 追記
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0402&f=column_0402_005.shtml
に関連した記事があります。
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中国人としてずっと恥ずかしかったのです。
交通事故の場合は、歴史広く見れば殆どの発達国でこのような途中発展段階が経過したそうです。最初からマナーのきれかった国が少なかったように思っております。大阪では信号無視する車/歩行者を良く見かけました。中国のほうがもっと酷かったのが事実。