2007年04月07日

銀行振込と本人確認(続)

 乙は、以前、10万円以上の現金振込で大変な思いをしました。この話はすでにブログ
2007.4.5 http://otsu.seesaa.net/article/37805949.html
に書きました。
 その後、三菱東京UFJ銀行で同様の現金振込をすることになりました。今度は子供の大学の授業料の振込です。大学からの手紙には、ATM やネットによる振込はダメだという注記が書いてありました。大学から郵送されてきた指定用紙を使って、銀行の窓口で手続きするようにとのことです。また、本人確認のための書類が必要になるから気をつけるようにという注記もありました。振込用紙を見ると、支払人は子供の名前です。
 乙は、前回の苦い経験もあったので、今回は気を引き締めました。しかし、子供と自分の両方を証明するものというと、健康保険証しかありません。健康保険証なら、その扶養家族のところに子供の名前が入っています。そこで、これを窓口に持参しました。
 銀行の係員が健康保険証のコピーを取ることになりました。さらに、1枚のA4の書類を乙に示して、窓口にきた人の住所・氏名・生年月日などを書くように言いました。書類には細かい字で注記がびっしり書いてあり、乙は、これを読むだけでも大変だと思いました。
 そこで、ちょっと窓口の人に聞いてみました。乙はこの銀行に口座を開設しているので、銀行カードでも本人確認資料になるのかと尋ねたわけです。そしたら、「可能だ」というのです。乙が(東京三菱銀行時代の)銀行カードを示したら、その口座番号を振込の書類の裏に転記して、それで終わりです。何と簡単なのでしょう。つまり、銀行窓口で10万円以上の振込の手続きをするときは、その銀行のカードを持参すればいいのです。乙の場合、口座のある支店と振込に行った支店とが一致していたので簡単に済んだだけなのかもしれません。他の支店のカードでは、もう少しめんどうになるのでしょうか。
 あとから考えてみれば、子供(支払者の名義)と窓口にきた人(代理人)の関係なんて、銀行側には何の意味もないのですね。本人確認というのは、要は、窓口にきたのが誰であるかがわかればいいんです。
 これからは、窓口の振込では、銀行カードを持参しましょう。これが一番楽です。子供が大学を卒業するまで、半年ごとに銀行の窓口に行かなければなりませんが、毎回この手で行きましょう。
 乙は、三菱東京UFJ銀行の口座にはほとんど残高がないのですが、(一時使ったのですが、今は休眠口座というわけです)口座を持っているということは、その銀行で身分証明書代わりになるという大変大きな効果があることがわかりました。
 休眠口座であっても、口座は解約しないで長期に保有することにしましょう。
 それにしても、銀行側はごくわずかな残高だけの口座でもずっと無料でその口座を管理し続けなければならないとなると、儲からないでしょうねえ。乙の知ったことではありませんが。
posted by 乙 at 00:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

ボクも最近は他銀行への振込みと言うと新生銀行からがほとんどで、窓口からと言うのはほとんどなくなって来てますので、例の窓口での本人確認ってのはまだ経験がないのですが、結構面倒くさそうですね。

子供の身分証がわりというか、親子関係の証明によく使われていた保険証ですが、カード型の個人別に変わってきつつありますので、これも少々不便にはなりそうですね。

Posted by オサーン at 2007年04月13日 22:37
オサーン様
 コメント、ありがとうございます。
 保険証が変わりつつあるのですか。
 個人ごとのカードでは、確かに、別の問題が起こりそうに思います。
 もともと、保険証は、医者にかかるときに使うもので、身分証明書として使うのは本来の使い方ではないのですけれどね。
 運転免許証を持たない人が身分証明をしようとすると、現状では、保険証しかないようですね。
Posted by at 2007年04月14日 05:15
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