http://tarot-mpt.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/firstrade_fb6b.html
http://401k.sblo.jp/article/3352783.html
などにもそのような記述があります。
これを言い換えれば、無料のものを有料で売るということです。
まあ、これはわからないでもありません。バンガードのファンドは、毎年の手数料が ETF なみに激安(0.2% とか)で、しかもノーロードですから、証券会社としては、いくら販売しても儲けが出ないのでしょう。
9.95 ドルといえば、3000 ドル分購入するとして 0.33% に相当します。5000 ドル分とすれば 0.2% です。この手数料は、購入時のたった1回の出費でしかありませんので、乙としては、このくらいなら許せるかなという気分です。
こういう手数料を取るということは、ある意味で、アメリカの証券会社やファンド運用会社の現状を象徴しています。アメリカの証券会社やファンド運用会社が、厳しい競争をしているということです。会社がつぶれては元も子もないですが、そうでなければ、徹底してコストを削減しているということなのでしょう。
それと比べて(と、安易に比較してはいけないのでしょうが)日本では、バンガードのようなものが現れません。日本は、金融に関していえば、開発途上国なんでしょうね。
考えてみると、日本の市場はアメリカと比べて非常に小さく、日本でバンガードのようなものを作っても、顧客が少なくて、やっていけないのかもしれません。アメリカ市場は全世界の資金が集まってくるところですからねえ。となると、日本ではやっぱり見込みはないのでしょうか。
でも、乙は、将来に期待します。
出でよ! 日本のバンガード!
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