2007年04月22日

日本語のブログ

 乙が最近驚いたニュースコラムを一つ書いておきましょう。
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070411/268068/
によると、2006年第4四半期は、投稿数で日本語ブログが世界最多だったとのことです。事実上の世界標準語の英語の 36% を越えて、日本語ブログが 37% を占めたというのですから、すごい話です。もちろん、母語人口世界一の中国語はたった 8% ではるかに下です。
 世界のネット利用者の統計
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20070307/264180/
を見ると、2007年1月現在で、米国 153,447,000人、中国 86,757,000人、日本 53,670,000人だそうですから、利用者を母数にしてブログの投稿数を考えれば、日本人はブログをよく書くと言えそうです。
 上述のニュースコラムでは、なぜ日本人がブログをよく書くのか、仮説として5点を書いています。
 乙の感覚では、この4番目のファクターが大きそうです。
(4)「出る杭は打たれる」社会
(中略)目立つことが必ずしも評価されない統制のとれた社会の中では,インターネットの匿名性の中で本音を吐き出したい。このような欲求が日本人の中には強いのではないだろうか。匿名でいろいろな意見を書けるブログはまさにうってつけの存在だ。
 現在、こうして日本語のブログが多くなっているということは、日本語が世界に対して影響力を持っているということにも通じます。単純にうれしいと思う反面、責任も感じます。
 そういえば、乙のブログのアクセス統計を見ていたとき、外国から(翻訳ソフトを経由して)アクセスしてきた例があることに気付きました。
posted by 乙 at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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