http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=topNews&storyID=2007-05-07T125020Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-258491-1.xml
「大半の投資家、インデックスファンドの利用が賢明=バフェット氏」という題で、あの伝説の投資家がインデックス・ファンドを勧めていることに驚きます。
個人投資家がバフェット氏のやり方を真似ることは困難だというのはわかります。大多数のプロも似たようなものでしょう。しかし、これを強調すると、バフェット氏は自分自身の存在理由(レゾン・デートル)をなくしてしまいます。
「自分は依然として主要市場の株価指数をアウトパフォームできると考えている」というあたりはいかにもバフェット氏らしい言い方です。でも、この言い方は、言い換えると「自分はできるけれども、他人はできない」ということになり、かなりおこがましい表現なのではないでしょうか。バフェット氏が継続的に株価指数をアウトパフォームできるならば、他の人でもできる可能性があると考えるほうがいいと思います。
インデックス投資の考え方からすると、バフェット氏は単に運がよかっただけだということになりそうですが、……。
さて、真実はどちらでしょう。
なお、ブログでは、すでに
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-477.html
http://haisyatosyosyanogame.10.dtiblog.com/blog-entry-177.html
でこの話題が紹介されています。
ラベル:バフェット インデックス・ファンド
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