2007.5.11 http://otsu.seesaa.net/article/41413879.html
さて、新興国の株式の割合を下げるには、どのあたりを売ればいいのでしょうか。
次の段階として新興国別の株の割合を算出してみましょう。ざっと以下のようです。
・39% エマージング諸国
・21% 中国
・13% ロシア東欧
・11% アジア
・ 8% インド
・ 4% 香港
・ 4% 中南米
計100%
このうち、「エマージング諸国」というのは、さまざまな国々がその中に入っているファンドや ETF を指します。BRICs 4ヵ国に投資するファンドなどもここに含まれます。「アジア」は、アジア各国ごとを対象にしたファンドの合計です。
「エマージング諸国」というのは、もともとファンド自体が分散投資しているわけですから、これだけでも十分です。
当面、これを見た感じでは、中国やロシア東欧、それにアジアを減らすのがいいように思います。
乙は、中国の個別株を買って持っていますので、それを全部売却すると中国の比率がぐっと下がります。そろそろ中国株の売り時かもしれません。また、新興国の株に投資するアクティブ・ファンドもいくつか持っていますので、これも売ったほうがよさそうです。