2007年06月06日

バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンドは買えません

 乙は、ヨーロッパの債券に投資する方法を模索中です。
 さて、先だって発売されたセゾン投信の投資信託「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の投資先を見てみると、
http://www.saison-am.co.jp/fund_g/order/order01.html
<株式>・バンガード・U.S.500ストック・インデックス・ファンド(約24%)
    ・バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド(約16%)
    ・バンガード・ジャパン・ストック・インデックス・ファンド(約6%)
    ・バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド(約4%)
<債券>・バンガード・US・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(約20%)
    ・バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(約9%)
    ・バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(約21%)
の七つの投資先に分散投資しています。
 ファンド・オブ・ファンズの手数料をカットするためには、バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンドを直接買えばいいじゃないかという話になります。
 さっそく調べてみました。
http://www.vanguardinformation.com/international/pdfs/FE9970A.pdf
にファンドの詳細が載っています。
 これを見ると、バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンドの expense ratio は 0.3% と良心的です。
 しかし、このファンドは、個人投資家の購入最低金額が10万ドル(あるいは10万ユーロ)です。乙の総資産から考えると、10万ドルはちと高いです。乙が今これを買ったら、ヨーロッパ債券の比重が大きすぎる状態になります。運用資産が2億円ほどあれば、10万ドルが約6%にあたりますから、乙が考えるアセットアロケーション
2007.5.11 http://otsu.seesaa.net/article/41413879.html
からいうと、ちょうどいい買物になります。しかし、乙の資産が2億円になるまでは、まだまだ時間がかかります。
 それに、仮にこれが買えたとしても、その後リバランスが必要になったときどうすればいいのでしょうか。追加購入は5千ドル単位でできるようですが、一部解約が同様にできるのかどうか、よくわかりません。
 最低金額が1万ドル以下であれば、このあたりの調整も楽ですし、もっと気軽に買えるのですが、……。
 そんなこんなで、当面、このファンドは買えません。
 ファンド・オブ・ファンズならば、単品では購入最低金額が高いものでも、少額で購入できるわけですから、それなりにメリットがある場合もあると思います。
posted by 乙 at 04:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ファンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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