2007年06月24日

通常現金払いの料金

 日経新聞6月23日の朝刊4面の記事「ゆうちょ銀 不採算は廃止・値上げ」を一部引用します。
 郵政民営化の準備会社、日本郵政(西川善文社長)は22日、10月の民営化で発足するゆうちょ銀行が取り扱うサービスの内容を公表した。【中略】
 指定した受取人に郵便局で払い出し証書を発行し、現金に換えてもらう「通常現金払い」は1万円までは60円、10万円までは150円の手数料だったが、一律400円に値上げする。
 乙は、何十年も前から郵便振替口座を持っていて、安価な送金手段として利用してきましたので、このニュースには大きな関心を持ちました。
 この記事では「通常現金払い」とだけ書いてありますので、これでは多くの人は理解が困難かもしれません。「通常現金払い」は、郵便振替口座の所有者が、振替口座を持っていない人に現金を送りたいときに利用するもので、振替口座を持っている人はピンときたはずです。
 「現金払い出し」は、相手に現金を送金することができ、若干の通信文も付けられるので、手数料を考えてもかなりおトクなのです。(実際は、証書が相手に届き、相手がそれを郵便局に持参して現金化することになるのですが。)
 ところで、乙は、日経新聞を読んだとき、「おや?」と思いました。通常現金払いの手数料はこんなに安くないはずだからです。
 もっとも、乙は、たいていは15円の料金で相手の振替口座に送金できる「振替」を利用していますので、ここしばらく「通常現金払い」をしていませんでした。
 で、郵便貯金ホームページの中の振替のところ
http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk10410.htm
で確認してみると、「通常現金払い」の料金は、「1万円以下が140円、10万円以下が230円」と書いてあるではありませんか。
 む????
 そこで、日経新聞のニュースと同様の報道発表資料を郵便貯金ホームページで探してみると、次の記事が見つかりました。
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/kawase/070622j301.html
 つまり、日本郵政公社の報道発表資料と郵便貯金ホームページの料金の数字が違ってるのですね。
 報道発表資料をよく見ると、「注:ゆうちょ銀行が払出証書を郵送する場合は、その郵送料(10万円以下80円、10万円超 290 円)が必要です。」とあるので、両者の違いは80円の郵送料分の違いだということがわかりました。でも、この書き方は変です。「ゆうちょ銀行が払出証書を郵送する場合は」と書いてありますが、いつでも必ず証書を郵送するのです(証書の郵送なしで済ませることはできません)からね。
 日経新聞の書き方は、注記を省いていますから、ますます誤解を招きよろしくないと思います。
 ということは、2007年10月からの 400 円の料金というのは、実際は 480 円かかるということなんですね。何と高いことでしょう。これでは、使う気が起きません。(どうしても他に手段がなければこうするでしょうが、……。)

 それにしても、ゆうちょ銀行が発足すれば、「不採算は廃止・値上げ」なんですね。「郵政民営化」で予想されたことではありますが、けっこうきついものがあります。まあ、費用のかかることはそれなりに費用を払うしかないのでしょうね。
2007.10.19 追記
 この話に関連することを
http://otsu.seesaa.net/article/61352708.html
に書きました。ご覧下さい。
posted by 乙 at 03:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
払出証書を郵便振替口座の加入者に交付し、加入者から郵送する方法がありますよ。
Posted by とおりすがり at 2007年09月01日 08:34
とおりすがり様
 なるほど。これは気が付きませんでした。
 どうせ郵送するなら、同じ料金になるので、そういうやり方があることを乙がうっかりしたということでしょう。
 お教え、ありがとうございました。
Posted by at 2007年09月01日 09:02
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