さて、住所の証明を英語で行うとき、どうしたいいのでしょうか。以前にも同じ問題を考え、解決したはずですが、忘れてしまいました。
住所の証明というと、日本では住民票が普通ですが、役所に聞いてみると英文での発行はしていないというのです。
では、日本語の住民票をもらって、それを英語に翻訳すればいいと思いましたが、その場合は、翻訳者の証明が求められます。翻訳作業自体はむずかしいことでも何でもありませんが、もしかして後で海外から問い合わせが来たら、その対応のほうがずっと手間がかかります。こういうことを考えると、司法書士に依頼するのがいいのかもしれません。しかし、そうなると、手数料がかなりかかりそうです。
いろいろ考えながら、ネットで類例を検索してみると、銀行の残高証明書がいいということになりました。英文で、口座名義人の住所付きのものを作成してくれるという話です。
乙の場合は、楽天銀行(手数料 515 円)とみずほ銀行(手数料 756 円)に依頼することにしました。2通が要求されていたのです。楽天銀行は、カスタマーセンターに対する電話1本で済んでしまいました。みずほ銀行のほうは、支店に出向く必要がありましたが、まあ大した手間ではありませんでした。
新生銀行でも英文の残高証明書を作成してくれるという話ですが、手数料が 1,000 円かかるということだったので、止めておきました。
こんなことで、何とか書類を用意することができました。
やれやれ、ホッとしました。
書類は1週間ほどで自宅に届き、乙から郵便で海外の金融機関に送りました。