2018年08月30日

高齢者が金融機関のカモにされずに資産を守る方法

 乙がたまたま見かけた記事ですが、山崎元氏がダイヤモンド・オンラインに「高齢者が金融機関のカモにされずに資産を守る方法」という大変おもしろい記事をお書きです。
https://diamond.jp/articles/-/178457
(2018.8.29)
 数千万円の運用資産をお持ちの80代夫婦にアドバイスということで、具体的に記述されています。
 リスクを取らない方針というのは、まさに山崎氏が述べているとおりです。
 こういう形の相談というのは、あまり表に出てこないことが多いと思いますが、実はとても切望されているものではないでしょうか。こういうアドバイスがどこにもないからです。だから、高齢者が銀行にカモにされてしまうようなことが起こるわけです。
 山崎氏が書かれていることは至極まっとうです。とてもいいアドバイスです。
 ただし、乙は、このような方策は採りません。高齢になっても、もう少し、ハイリスク・ハイリターンをねらいたいと考えているためです。乙が80代になったころの金融資産が一体いくらになっているか、何とも予想が付きませんが、まあ、記事中のこの夫婦くらいはありそうです。でも、個人向け国債よりは株式 ETF で運用している比率が高いでしょうねえ。いざとなったら、資産の8割が吹っ飛んでも、何とか生きていけるのではないかと考えているほうなので、ハイリスク・ハイリターンでいいということです。
 このような判断ができるためには、80代になるよりもずっと前に、何冊か何十冊か、可能ならば何百冊かの投資関連本を読み、自分の資産を考慮し、投資方針を考え、自分で投資のことをあれこれ経験しておく必要がありそうです。乙は、そのようなことを何十年かしてきたので、(たとえば、このブログの投資関連本は438冊を数えます)自分なりに考えて金融機関とも付き合っています。だから、乙は金融機関のカモになっていないつもりです。
 山崎氏の記事は、そういうことをあまりしてこなかった(考えてこなかった)人向けのアドバイスということだと理解しています。
posted by 乙 at 16:54| Comment(1) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乙川乙彦 様

こんにちは。
拙文を取り上げて頂き、
どうもありがとうございます。

ご指摘のように、
高齢でもリスクを取った運用ができるはずです。
むしろ将来に必要なお金の目処が立ちやすいので、
若者よりも大きなリスクを取って大丈夫なケースが多いのではないか。
もちろん、
お金が増えて困る事などない。

ただ、
現実問題として、
リスクを取るのは嫌だという高齢者は少なくないし、
(1)幾らかリスクを取ってもいい
(2)自分に「ほどよい」商品があると思っている
(3)金融マンに教えて貰いたいと思っている
というマインドセットを持っていると、
カモになる確率が非常に高まるのが問題です。

本当は、
自分で投資金額を決めて、
ETFお含む内外株式のインデックスファンドで運用する以外に、
「上手い方法」があるわけではないのですが、
自己責任による運用決定を回避したがる人が多いのが残念です。

 山崎 元
Posted by 山崎元 at 2018年08月30日 17:22
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