1週間ほど前に Interactive Brokers に送金したときは、1ドル 124 円台でした。これではドルに両替するのもためらわれるなあと思ったので、123.5 円で両替をするよう、指示し、そしてずっと(といっても数日間ですが)待ちました。すると、この値段でドルが買えたんです。
その後、もっと円高になったのですが、最高のタイミングで売買するなんてことはまず不可能です。適当なところで満足しなければなりません。
円をドルに両替するときは、そのときのレートよりも数十銭程度円高のレートを指定して「GTC」(Good Till Cancel)で申し込んで、しばらく待ってみるのがいいように思います。
うまく買えればそれでいいですし、買えずに円安が進んだら、その時点でもう少し円安のレートに切り替えることになるでしょう。いいかげんな方法ですが、為替レートの予測なんて、とてもではないけれど乙にとって不可能に近いものですし、その中で少しでもマシな両替をしようというちょっとした試みです。(よく考えてみれば、ちっともマシではないのですけれど、……。)
これからどうするか、考えてみるまでもありません。円高になれば、その時点でさらに円をドルに両替すればいいわけですし、円安になれば、すでに両替・投資した分が含み益を稼いだと考えてにんまりしていればいいだけです。自分に都合のいい解釈ですが。
淡々と両替して投資するという態度が必要なのではないかと思っています。
とはいいつつも、為替レートは、どうしても気になってしまうんですよね。
そういえば、最近の円安は異常だという発言もありましたっけ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-26576120070625?rpc=131
しかし、一方では、日経新聞6月27日夕刊が報じたように(以下のところでさわりだけが読めます)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070627AT2D2700127062007.html
海外企業による円建て外債の発行が急増していて、それが「円を外貨に替えて運用する円借り(円キャリー)取引と同様の外為取引が生じ、円安の一因となっている。」というのでは、この円安は簡単には解消しないかもしれません。