乙は、メイヤー社の担当者から、メイヤー社でも認証できるが、国内で司法書士にやってもらってもいいという話を聞きました。そこで、実際に当たってみた結果について書いておきます。
自宅に近い司法書士事務所3ヵ所に聞いてみました。それぞれの対応は次の通りでした。
A事務所
そういうことはやったことがない。行政書士が扱っているのではないか。
B事務所
司法書士ではダメだ。公証役場ではないか。
その後、先方から電話があって、都庁のパスポートの発行所に聞いてみるべきだと聞きました。
C事務所(司法書士・行政書士)
うちの事務所では、書類を預かって、公証役場に持って行くだけだから、手数料を省く意味で、公証役場に直接持参するのが良い。
その後、先方から電話があって、行政書士でも発行できると訂正されました。ただし、国際業務に詳しい行政書士でないと、実際上認証はできないという話でした。
こんなわけで、乙は公証役場に電話して聞いてみました。
パスポートの認証は、公証役場でやってくれるという話です。
そのために乙が自分で宣言書を書きました。実際は、ネットにあるものに手を加えました。
http://www.shinbashi-notary.com/shoshiki.html
このサイトの中の「13. パスポートコピーの認証用のDeclaration ・ 宣誓書」です。自分の名前を追記すればそれだけで完成します。
さっそく、バスに乗って公証役場まで行き、交渉人の面前で日付と署名を書きました。どの国宛てのものか、聞かれました。国によって書式が異なるのだそうです。
その上で、乙の宣言書が正しいということを認めるという公証人の証明(英語付き)をもらいました。
手数料 11,500 円を払って終わりです。
パスポートの認証というのはけっこう高いものなのですね。
ということでは、あまり投資金額が低いと、こういう手数料が全然見合わないものになるということです。気をつけなければなりません。1万ドル投資したとして1%もかかってしまうわけです。
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