5月ころに、この ETF の受託者の三菱UFJ信託銀行から手紙が来て、信託契約を変更するので、異議がある人は6月19日までに申し出るようにという連絡がありました。これはいったい何のことか、よくわかりませんでした。どうも、この ETF の運用が終了するようです。まあ、特に異議などはないので、乙はそのままにしておきました。
その後、7月21日に SBI 証券から手紙が来て、乙が保有していた 1386 UBS ETF 欧州株 が特定口座から払い出されたとのことでした。ネットで SBI 証券にアクセスしてみると、確かに乙の特定口座に入っていたはずの 1386 の ETF が消えており、一般口座のところに移されていました。しかし、そこの現在値も評価損益も「--」とだけ書かれており、いわば、口座内から完全に蒸発してしまったことに等しい状態です。
おそらく、5月の手紙にあったように、9月1日以降に「残余財産の給付」が行われることになると思われます。5月の手紙を再度確認してみると、乙は配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に設定しているので、領収証か払出証書が自宅に送られてきて、ゆうちょ銀行か郵便局に行って残余財産給付金を受け取ることになります。
乙はゆうちょ銀行に口座を持っていますが、ほとんど残高がなく、日常的に使っていません。ネットバンキングも行っていません。そこにしかるべき金額が入ってしまうと、使うのが面倒くさそうに思えます。現金として受け取ることになると、それはそれで心配です。自宅に多額の現金を置いておくことはしない主義です。郵便局で現金を受け取って、1万円札の分をすぐに銀行の ATM から自分の口座に入れてしまうのが正解かもしれません。
それに加えて、特定口座扱いではない(一般口座扱いになる)ので、税金の申告は自分で行う形になりそうです。こんな経験(一般口座での取り扱い)は初めてなので、来年の確定申告は若干気がかりです。
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