山崎元氏が「お金は「増やし方」より「使い方」こそ大切だ」という記事をお書きです。
https://diamond.jp/articles/-/326645
2023.7.26 5:30 の記事です。
死ぬときにたくさんお金を残してもしかたがないし、若いときに守銭奴的に節約生活をして資金を貯めて FIRE を実行するというのもいかがなものかという趣旨です。
実際、投資金額がある程度になると、今後の自分の一生を考えても、使いきれないように思えてきます。となると、お金の有意義な使い方を自分で考えることになります。これが意外とむずかしいのです。自分のお金の使い道は自分で決めるしかありません。自分の価値観で有意義な使い方をするのがいいわけですが、自分の価値観は自分一人にしかわかりません。だから、自分で決めるしかないのです。
乙は、自分のお金の使い方を自分なりに考えていますが、その程度では死ぬまでにとても全部を使いきれません。
子供や孫になにがしかの援助をするのもいいですが、せいぜい合計で数千万円程度でしょうか。あまり多額の援助は子供や孫の自立心を失わせることにもなりそうで、それはそれで心配です。
そんなことで、家族以外に対する使い道を考えることになります。
今は、まだ元気なので、趣味を中心にお金を使ってもいいだろうと思います。とはいえ、乙の趣味ではそんなに多額のお金を使うようなことはなさそうです。将棋盤や駒に金をかけるなんてもったいないことだと思っています。パソコンを買い換える程度では数十万円もあれば十分です。クルマを買ったとしてもせいぜい数百万円くらいのものを買うことになりそうです。海外旅行にでも行くのでしょうかね。行き先にもよりますし、何人で行くかにもよりますが、数百万円くらい考えておけばまかなえそうです。毎年1〜2回行けば、それなりの額になりそうです。
これから80代くらいになったら、健康上の問題などで、そろそろ乙の行動にも制約が出てきそうですから、そうなる前に、ふさわしい使い道をそれなりに考えておくくらいでいいのかもしれません。
そんなことを考えると、お金の使い方は、本当にむずかしいものだと思います。
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