この間、ただ保有しているだけで、株主らしいことは何もしてきませんでした。
なぜ買ったのかも覚えていません。誰かから、大会社の株は安定しているからいいといわれたのかもしれません。
さて、このたび、東芝の株式が公開買付されることになりました。
買付価格は 4,620 円ですが、乙が購入したときは 3,710 円で 200 株でしたので、若干含み益が出ている状況でした。
8月に、乙の手元に TBJH 合同会社から「応募手続きのご案内」という郵便が届きました。今回の件に関しては、取締役会も公開買付に賛成だという話ですし、この公開買付は成立するだろうと思いました。そこで、応募することにしました。
案内の書類によると、乙の場合、SMBC 日興証券に口座を開設し、SBI 証券から東芝の株式を移管し、その上で SMBC 日興証券で公開買付に応募するという3段階を経る必要がありました。
SMBC 日興証券での口座開設は、ネット経由の1番早いやり方にしました。マイナンバーカードの写しをネットにアップロードするのに時間がかかりました。スキャナではうまくいかず、結局デジカメで撮影して送りました。口座を開設してから、簡易書留で口座情報などが送られてきて、さらにイージートレードというネットバンキングで移管に必要な情報を得ました。ここまでに数日かかっています。
次に、SBI 証券で「移管」の手続きをしました。この時点で9月9日になっていました。めったに行わない手続きなので、苦労しましたが、ネット内のヘルプ記事などを見ながら行いました。
こうして、乙の SBI 証券の口座から東芝の株式が消えたのですが、その段階になっても、SMBC 日興証券の口座に東芝の株式が入っておらず、ここでも数日かかってしまいました。
最後に、SMBC 日興証券で公開買付の応募手続きをしました。実際行ったのは、9月20日の締切日の朝になってしまいました。イージートレードでは、翌日にならないと移管された株式が口座に反映しないというメールが来たので、乙は、ケータイで電話をかけ、オペレータと話しながら公開買付の応募の手続きをしました。
ギリギリ間に合ったということです。
「応募手続きのご案内」の郵便が来てから、ほとんど間をおかずに各種手続きをしたのですが、それでもギリギリになってしまったのでした。いやはや、シビアでした。乙は退職しましたので、時間はたっぷりあります。それでも、こんな結果でしたから、仕事をしている人などは、もしかして間に合わなかったケースなどがあるかもしれません。
その後のニュースで、今回の東芝の株式の公開買付が成立したことを知りました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC210JH0R20C23A9000000/
個人株主の数も相当多いと思われますが、皆さん、乙と同じような苦労をされたのでしょうかね。
こんな手続きをしても、あまり得なことはないので、何もしない状態で放置しておいてもいいかもしれません。このことで、特に問題はなさそうですが、そう考える人がたくさんいたりすると、もしかして公開買付が成立しないなんてことになるかもしれません。そうなると、いよいよ混乱が起こりますので、それが「問題」になるでしょう。
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