2025年06月15日

SBI 新生銀行の Bright 60 のサイトは嫌味がいっぱい

 あるとき、乙の自宅あてに SBI 新生銀行からハガキが来て、Bright 60 に入りませんかという勧誘がありました。60歳以上の口座開設者が対象で、いくつか特典があるということだったので、まあ申し込んでもいいかなと思いました。
 ネットにも、Bright 60 の説明があります。
https://www.sbishinseibank.co.jp/lp/b60/
 このページで「入会申込はこちら(無料)」をクリックしてみました。
 「Bright 60入会申し込みフォーム」というページに飛び、いろいろな項目を入力フォームに記入することになります。以下「必須」となっているところを見ていきます。

1.SBI新生銀行の店番号・口座番号
2.生年月日
3.メールアドレス

 これらを記入するのは当然でしょう。

4.現在の趣味をお聞かせください(複数選択可)。

 サービスというか、情報提供の範囲を効果的なものにするために、こんなことを聞くのでしょうね。

5.現在ご利用中の銀行の数をお聞かせください。
6.普段主にご利用されている銀行についてお聞かせください(複数選択可)。

 おや、他行の情報も必要でしょうか。しかもどの銀行を主に使っているかを書くように言われますが、このあたりは個人情報になってきます。SBI新生銀行にこういう情報を提供する意味がわかりません。

9.現在の家族構成(同居の有無問わず)をお選びください(複数選択可)。

 このあたりは個人情報そのものであり、銀行にこんなことを知らせることにはかなり躊躇を覚えます。

10.ご自身の総資産(不動産等を含む)をお聞かせください。
11.自宅以外の不動産をお持ちですか。
12.資産運用状況についてお聞かせください。

 これらは完全に個人情報であり、銀行に知らせることは、銀行側からいろいろな余計な(乙にとってという意味で)セールスを引き起こすだけであり、つまり危険を呼び寄せるということです。こういう情報は知らせない方がいいと思います。

13.現在、不要な物品の整理や財産の整理などの終活を行っていらっしゃいますか。
14.相続に関してご不安な点があればお聞かせください(複数選択可)。

 これも完全な個人情報であり、こんなことを知らせることは、むしろ危険なだけのように思います。
 申込フォームを見ることで、銀行側がこういう情報を求めているということが明らかになりました。こういう個人情報を(無料で)提供することに比べて、得られるメリット(特典)はわずかだと言えます。
 こう考えて、乙は Bright 60 に申し込まないことにしました。「君子、危うきに近寄らず」ということです。
 情報提供料として SBI 新生銀行が乙に 500 万円を提供するとかいう話ならば、上のような個人情報を提供してもいいかもしれません。しかし、銀行側としては、とてもそんなにコストをかけられないでしょう。ということでこの話はおしまいです。
posted by 乙 at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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