ネットにも、Bright 60 の説明があります。
https://www.sbishinseibank.co.jp/lp/b60/
このページで「入会申込はこちら(無料)」をクリックしてみました。
「Bright 60入会申し込みフォーム」というページに飛び、いろいろな項目を入力フォームに記入することになります。以下「必須」となっているところを見ていきます。
1.SBI新生銀行の店番号・口座番号
2.生年月日
3.メールアドレス
これらを記入するのは当然でしょう。
4.現在の趣味をお聞かせください(複数選択可)。
サービスというか、情報提供の範囲を効果的なものにするために、こんなことを聞くのでしょうね。
5.現在ご利用中の銀行の数をお聞かせください。
6.普段主にご利用されている銀行についてお聞かせください(複数選択可)。
おや、他行の情報も必要でしょうか。しかもどの銀行を主に使っているかを書くように言われますが、このあたりは個人情報になってきます。SBI新生銀行にこういう情報を提供する意味がわかりません。
9.現在の家族構成(同居の有無問わず)をお選びください(複数選択可)。
このあたりは個人情報そのものであり、銀行にこんなことを知らせることにはかなり躊躇を覚えます。
10.ご自身の総資産(不動産等を含む)をお聞かせください。
11.自宅以外の不動産をお持ちですか。
12.資産運用状況についてお聞かせください。
これらは完全に個人情報であり、銀行に知らせることは、銀行側からいろいろな余計な(乙にとってという意味で)セールスを引き起こすだけであり、つまり危険を呼び寄せるということです。こういう情報は知らせない方がいいと思います。
13.現在、不要な物品の整理や財産の整理などの終活を行っていらっしゃいますか。
14.相続に関してご不安な点があればお聞かせください(複数選択可)。
これも完全な個人情報であり、こんなことを知らせることは、むしろ危険なだけのように思います。
申込フォームを見ることで、銀行側がこういう情報を求めているということが明らかになりました。こういう個人情報を(無料で)提供することに比べて、得られるメリット(特典)はわずかだと言えます。
こう考えて、乙は Bright 60 に申し込まないことにしました。「君子、危うきに近寄らず」ということです。
情報提供料として SBI 新生銀行が乙に 500 万円を提供するとかいう話ならば、上のような個人情報を提供してもいいかもしれません。しかし、銀行側としては、とてもそんなにコストをかけられないでしょう。ということでこの話はおしまいです。
【関連する記事】
- 楽天銀行あてに海外から送金したら、受取手数料がかかった
- みずほ銀行からご利用カード(アプリ版)への切替の依頼が来て
- 新生銀行で外国からの送金を受け取る手数料がかかる?(続)
- HSBC 香港の Security Device の電池切れ
- 新生銀行で外国からの送金を受け取る手数料がかかる?
- HSBC からケータイの番号を登録せよというメールが来た
- 楽天証券からのメール
- みずほ銀行本支店間の振込
- みずほ銀行の口座からすぐに送金できない
- アメリカの E*TRADE の口座を閉鎖する
- 新生銀行の「大同のMMF」の取り扱いがなくなる
- HSBC 香港の口座にある現金が引き出せない?
- HSBC 香港の新しいセキュリティデバイス
- W-8BEN フォームの記入
- 楽天銀行から携帯電話メールアドレスの登録のお願い
- 楽天銀行のログイン時「合言葉」が必須に
- 振込金額を間違えた人の話
- Firstrade が日本への送金を無料に
- SBI 証券の MRF 口座が使えなくなる
- Firstrade からまた書類の請求が(続)