HSBC Korean Equity Fund
2007.8.11 http://otsu.seesaa.net/article/50993848.html
2007.8.10 http://otsu.seesaa.net/article/50885666.html
HSBC Singapore Equity Fund (Class PD)
2007.8.13 http://otsu.seesaa.net/article/51210040.html
HSBC Hong Kong Equity Fund (Class PD)
2007.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/51316997.html
HSBC GIF - Thai Equity (Class AD)
2007.8.16 http://otsu.seesaa.net/article/51545580.html
HSBC Indian Equity Fund (Class AD)
2007.8.17 http://otsu.seesaa.net/article/51661221.html
それらの結果から、乙が保有する5種類のファンドのうちインド株をのぞく4種類は、いずれも株価指数(および為替レートの変動による上昇)を上回る成績を上げていることがわかりました。インド株も、株価指数並みですから、決して悪いわけではありません。
乙は、これはかなり重要な事実であると考えます。インデックス投資の考え方からすれば、株価指数に連動するように運用するのが「負けない」運用でありもっとも望ましいということになっています。それを証拠づけるような研究はたくさんあり、アメリカや日本の膨大な数のアクティブ・ファンドの成績を調べてみると、いずれもインデックスに負けていることが大部分だということが明らかになっています。(各種のインデックス投資の本にもそう明記されています。)
では、これら5個のアクティブ・ファンドはどういうものなのでしょうか。
ここで、内藤忍(2007.6)『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編』自由国民社
2007.8.2 http://otsu.seesaa.net/article/50008345.html
の記述が思い当たります。先進国ではインデックス運用がいいのだが、新興国では必ずしもそうでなく、アクティブ運用がいいのだという考え方です。先進国では、株式市場が非常に効率的ですから、高い運用成績を上げようとして努力しても、なかなかそうはなりません。結果的に平均的運用ができればいいほうだということになります。しかし、新興国では、株式市場のあちこちに非効率的なところがたくさんあり、それをうまく利用すれば、平均(インデックス)を越える運用が可能になるということです。そうならば、やや高い手数料(信託報酬)を払っていても、アクティブ・ファンドに投資する意味があるということです。
乙としては、これらのアクティブ・ファンドは、まだまだ解約しないで保有を継続するつもりです。
2007.9.18 追記
この記事の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/55102773.html
に書きました。
ラベル:HSBC アクティブ・ファンド
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