2006.7.13 http://otsu.seesaa.net/article/20705536.html
ので、年1回、運用報告書と配当金を受け取ります。
配当金は、株式と同様に支払い通知書を持って郵便局まで換金に行くことになります。この手続きは、まあしかたがないと思いますが、できれば、あべ礼治氏のように
http://reijiabe.blog106.fc2.com/blog-entry-37.html
口座振り込みを希望したいところです。
運用報告書も一読しました。
この ETF は、今期、ベンチマーク(TOPIX)の +12.2% を上回る +13.4% の成績を上げたわけですが、単純に喜んではいけません。これは、ETF が保有している株式の配当を受け取ったということにすぎません。投資信託財産の中で 1% ほどコール・ローンの形で保有しているのがそれに該当すると考えればいいでしょう。これが出資者への配当金になるわけです。考えてみれば当たり前です。ですから、運用報告書は、あまりおもしろくないのが当然でしょう。
ETF の場合は、インデックス・ファンドと同様、特におもしろそうな運用はしない主義なんですから、運用報告書は「普通にやっていますよ」と言っているだけで、おもしろくなくていいんです。1700 ほどの銘柄一覧を見せられたって、別におもしろくも何ともありません。
Mc.N の投信都市
http://mcn.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/etf1306_1238.html
では、運用報告書の感想を書いていますが、「9割方の投資家は運用報告書なんて見ていない。」と断定しています。そんなものでしょうか。各投資家は、運用報告書を十分読まなくても、ちょっとは見たほうがいいと思います。ETF の運用が普通に行われているかどうかだけを見る分には、(「組入資産の明細」以外の)数ページも目を通せば十分なんですから。
2008.8.27 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/105485611.html
に書きました。
よろしければ、ご参照ください。
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1700銘柄あまりのリストもたまに使えますよ。個別銘柄がTOPIXor日経平均全体でどの程度の比率で割り当てられているか簡易的に計算する時に重宝しています。
他のETFと比べてみるとか、通年で比較してみるとか、ナンか面白い発見が無いか考えをめぐらしている時が結構好きだったりするんで、運用報告書は積極的に公開して欲しいです。