年金は、今もらっている金額がずっとそのままとします。投資の収益として年2%を仮定します。その他、雑所得が1年で50万円くらいあるものと考えます。
支出の方は、いろいろ考えられます。日常生活費は1年あたり300万円とします。毎年1回は妻と海外旅行をするとして150万円を予定しておきます。自宅の修理費・管理費として毎年100万円を考えておきます。クルマは 2035 年に 400万円の新車を買うとします。老人ホームへの入居費として 2040 年に3千万円×2人を考えます。他に、3人の孫への贈与1千5百万円を考えておきます。
妻へは 2033 年(妻の退職時)から毎年200万円を渡すものとします。
だいたい乙の老後の生活はこんな感じでしょう。
投資元本の額を変えて、30年後までを計算してみると、以下のようになります。
年 1億円 1.2億円 1.5億円 2億円
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2026年 9604万円 11644万円 14704万円 19804万円
2027年 9711万円 11791万円 14913万円 20115万円
2028年 9820万円 11941万円 15126万円 20432万円
2029年 9931万円 12094万円 15343万円 20755万円
2030年 9534万円 11740万円 15054万円 20575万円
2031年 9639万円 11889万円 15270万円 20901万円
2032年 9746万円 12041万円 15490万円 21234万円
2033年 9145万円 11486万円 15004万円 20863万円
2034年 9042万円 11430万円 15019万円 20995万円
2035年 8529万円 10965万円 14626万円 20721万円
2036年 8414万円 10899万円 14633万円 20850万円
2037年 8297万円 10831万円 14640万円 20982万円
2038年 8177万円 10762万円 14647万円 21116万円
2039年 8055万円 10692万円 14654万円 21253万円
2040年 1811万円 4500万円 8542万円 15273万円
2041年 1562万円 4304万円 8427万円 15293万円
2042年 1308万円 4105万円 8310万円 15313万円
2043年 1049万円 3902万円 8191万円 15334万円
2044年 784万円 3695万円 8069万円 15355万円
2045年 514万円 3483万円 7945万円 15377万円
2046年 239万円 3267万円 7818万円 15399万円
2047年 -42万円 3047万円 7689万円 15421万円
2048年 -328万円 2822万円 7557万円 15444万円
2049年 -620万円 2593万円 7423万円 15467万円
2050年 -918万円 2359万円 7286万円 15491万円
2051年 -1222万円 2121万円 7146万円 15515万円
2052年 -1532万円 1878万円 7003万円 15540万円
2053年 -1848万円 1630万円 6858万円 15565万円
2054年 -2170万円 1377万円 6710万円 15591万円
2055年 -2499万円 1119万円 6559万円 15617万円
こうしてみると、乙の場合、資産1億円では老後資金として不足します。1億2千万円あればトントンでしょうか。息子たちには(自宅などの不動産以外は)何も残さないも同然です。1億5千万だと、まあ余裕を持って生きていけます。死ぬときには数千万円が残りますから、息子たちに相続させるにも十分と言えそうです。2億円だとあまり資産が減ることがありません。
計算の詳細は省略しますが、資産が2億5千万円あると、死ぬときまで資産は全然減りません。
個人の生活レベルは人それぞれですし、生き方もそれぞれです。しかし、こういうシミュレーションを試算してみると、自分の場合の今後の人生が見えてくるようになります。
株式投資では、資金を世界の株に分散しておけば、大暴落を食らうようなことはめったにないと思いますが、それでも半額になってしまうようなことがあるかもしれません。運用資金が3億円くらいあると、半額が吹き飛んでしまった場合でも1億5千万円が残りますから、それなりの生活が維持できそうです。
投資家としては、資金3億円くらいを目指しておけば十分だろうと思います。それ以上資産を大きくしても、あまり大きな差はなかろうと考えます。
ラベル:マネープラン

