2026年01月24日

大口克人(2025.6.16)『優待株・高配当株投資のきほん』(日経文庫)日本経済新聞出版

 乙が読んだ本です。
 乙は、最近、日本株の中で株主優待を行っている株を買うことが増えました。そういう投資法を優待株投資というのだそうです。似た手法で、配当がたくさん出る株に投資する高配当株投資というのもあります。
 そういう投資法もあるのだと改めて認識したので、その方面の情報を手っ取り早く知りたいと思ったところ、本書に出会いました。
 本書は、優待株と高配当株にしぼって、そういう株に投資するということはどういうことか、株の初心者でもわかるようにやさしく説明しています。まあある意味での入門書といった内容です。

第0章 優待株と高配当株の魅力とは?
 「まえがき」のような章で、優待株と高配当株がどんなものかを説明します。
第1章 株式投資を始めよう
 株式投資全般の手ほどきです。もっとも、短い中にあれこれ詰め込んでいるので、ちょっとわかりにくいかもしれません。
第2章 おいしい優待株を楽しもう
 株主優待の全体の解説です。優待投資のメリットを述べ、優待の例を挙げ、優待投資の注意点についても説明しています。丁寧でわかりやすい記述だと思います。
特別レポート 使われなかった優待品はどこへ行く?
 チケットショップやオンライン売買サイトの紹介ですが、さらには子ども食堂のようなものまで取材していて、かなり徹底した取材をしています。
第3章 お得な高配当株を探そう
 高配当株の全体の解説です。配当とは何かから始まって、配当利回りや配当性向、総還元性向などについて述べます。高配当株投資の注意点にも目配りをしています。
第4章 ベテラン投資家に「マイ投資術」を聞いてみよう
 4人ほどの投資家へのインタビュー記事です。それぞれ自分なりの視点があり、著者と考え方が異なる点もあるので、それぞれに参考になります。

 全体を通読すると、優待株・高配当株について十分な知識が得られます。乙は、インデックス投資がメインですが、一部優待株に投資している状況です。そんな人間でもおもしろく読めました。
 投資方針にはいろいろなものがあり、まったく違った考え方でいろいろな人が投資を行っているのだと感じました。
 なお、著者は日経新聞社の記者ということで、自分で個別株に投資することはできないようです。だから本書には「経験談」がまったく書いてありません。せっかく知識がある人の場合、ずいぶんもったいないような気がします。ルールですからしかたがありませんが。

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posted by 乙 at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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