2007年08月22日

GSグローバル・マーケット・ストラテジーを売却しました。

 乙は、GSグローバル・マーケット・ストラテジーという投資信託を購入していました。
2006.11.23 http://otsu.seesaa.net/article/28065163.html
2006.2.28 http://otsu.seesaa.net/article/13903047.html
 しかし、最近の成績の低迷ぶりにあきれ果て、売却しました。
 乙は結果的に損失を被りました。
http://biz.yahoo.co.jp/funds/p/3531104A.html
から月次データを取得し、以下に貼り付けます。一番右側の「購入/売却」欄は、基準価格の前月からの変動を考慮して、当該月にどれくらいの購入/売却があったのかを示します。マイナスは売却で、プラスは購入です。純資産額と購入/売却の単位は百万円です。各月末の値ですが、2007年8月のところは、乙が売却した8月15日の値を入れてあります。
年月基準価格純資産額購入/売却
2004年10月
10011
37621
2004年11月
10254
51035
12501
2004年12月
10150
58428
7911
2005年 1月
10340
62574
3052
2005年 2月
10205
63275
1518
2005年 3月
10320
64196
208
2005年 4月
10383
62134
-2454
2005年 5月
10906
54876
-10388
2005年 6月
11173
48405
-7814
2005年 7月
11427
48780
-725
2005年 8月
10961
45809
-982
2005年 9月
11407
47399
-274
2005年10月
11403
47278
-104
2005年11月
11424
44149
-3216
2005年12月
11591
43723
-1071
2006年 1月
11456
40891
-2323
2006年 2月
11758
40223
-1746
2006年 3月
12398
41907
-505
2006年 4月
12377
54307
12471
2006年 5月
11905
59497
7261
2006年 6月
12182
63618
2737
2006年 7月
12273
63083
-1010
2006年 8月
11443
58699
-118
2006年 9月
11068
56168
-607
2006年10月
10740
54717
214
2006年11月
10209
49575
-2437
2006年12月
10267
47505
-2352
2007年 1月
10411
46536
-1635
2007年 2月
10059
43273
-1690
2007年 3月
9855
40565
-1830
2007年 4月
9728
36687
-3355
2007年 5月
9570
32615
-3476
2007年 6月
9856
30840
-2750
2007年 7月
9779
28895
-1704
2007年 8月
9101
26439
-452

 早い人は、2005年5月〜6月に売却していたんですね。このころ売却額が大きくなっています。たった半年しか保有していないのです。3.15% もの手数料を払って、たった半年ですか。そんなものなのでしょうか。
 さらに、2006年3月まで、購入よりも売却が多く、このファンドはこのころ資産を減らしています。
 2006年4月から6月までは購入額が大きく、基準価格は発売当初の2割増ですから、このファンドを狙って買いが入ったということでしょう。しかし、そのころが基準価格のピークで、その後は基準価格が下がるとともに、解約が購入を上回っています。運用をあきらめた人が多かったといえます。
 このパターンからすると、高値づかみをして損失を出した人がかなりいたように思われます。
 乙の場合、最初に 100 万円を投資して(厳密にいえば手数料込みで 1,031,500 を投資したわけですが)、解約時には 882,794 円になってしまったのですから、かなりの損失(148,706 円)です。8月20日に乙の口座に振り込まれた金額で確認しました。
 では、この間、野村證券および運用会社のゴールドマン・サックスは乙からどれくらい手数料を稼いだのでしょうか。ざっと概算してみましょう。
 申込手数料 31,500 円、信託報酬 1.89%×約3年分=56,700 円、成功報酬(超過額の21%)は、(303,544×0.79=239,800 がハイウォーターマークと考えて)303,544×0.21=63,744 円で、合計 151,944 円です。乙が被った損失額を越える金額が証券会社と運用会社(それに一部には委託会社)に流れたわけです。
 これで投資信託の仕組みが理解できました。高い手数料によって、金融機関は投資家からなにがしかを奪い取ってしまうのです。乙が損失を被っているのに、その分を金融機関がもうけているというのは、正直、頭に来ます。
 では、結果論として嘆くのではなく、どうすればよかったのでしょうか。
 GSグローバル・マーケット・ストラテジーは、ロング・ショート戦略のファンドです。株式や為替のいろいろなものに投資します。したがって、相場の上下にかかわらず、少しずつ儲けを積み重ねるはずです。絶対リターン追求型なのです。そういう目で見ると、基準価格が下がりはじめたときに、売るべきでした。たとえば、2ヵ月連続で前月を下回ったら売るということにしておけば、2006年5月の段階で売ることができました。3ヵ月連続という条件ならば、2006年10月で売るべきでした。ここで売れなかったことが乙の甘さです。(申込手数料 3.15% だから、3年は保持しようと思っていました。これが安易でした。)
 よさそうに思えるファンドでも、購入前に3年くらいは実績を見るべきだということも、身にしみて感じました。乙が 2004年10月に申し込んだときは、ファンドが新規に設定され、募集が始まったときなのです。こういうのに手を出すべきではありませんでした。

 ちなみに、このファンドは、その後、さらに基準価格を下げており、8月20日の時点で、8756円です。基準価格のピーク時から考えると3割減です。絶対リターンどころか、絶対ロスですね。
 こんなアホな運用会社を信じた乙が一番のアホでした。

 いい勉強になりました。
posted by 乙 at 04:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして
私は定年まで5年です。
投資歴10年の外国株インデックスフアンド、バイ&ホールド派です。
債券フアンドはあまりありませんが、乙さんと正反対に投資信託には感謝しています。
でもここまでくるにはいろいろありました。
悪いフアンドは早く処分するに限ります。

Posted by ミオ at 2007年08月22日 21:55
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