2007.4.26 http://otsu.seesaa.net/article/40055206.html
2006.5.1 http://otsu.seesaa.net/article/17248232.html
8月初めになって、妻が30万円を追加投資すると言ってきました。何といっても、それまでの成績がよかったからでしょう。妻の現金な性格がよくわかります(笑)。
2005年10月に引き受けた50万円がどうなったかを見てみると、(7月段階で)次の通りでした。
新生銀行 LM オーストラリア毎月分配型ファンド¥122,959
みずほ銀行 DIAMワールド・リート・インカム・オープン¥133,346
イートレード証券 JPMF-JFアジア株・アクティブオープン¥86,595
楽天証券 三菱UFJチャイナオープン¥131,028
楽天証券 ピクテ・ヨーロピアン¥83,650
楽天証券 HSBCインド・オープン¥177,606
楽天証券 DKA・株式オープン¥63,957
現金¥3,654
合計=802,795 円
約2年で6割増なんですから、それは預貯金よりも効率がいいと考えて当然です。
さて、今回の30万円をどこに振り向けるといいでしょうか。今までに運用してきた投資信託を少しずつ買い増してもいいのですが、それよりは分散投資を心がけようと思いました。そこで、5万円ずつ6種類の投資信託を新規に買うことにしました。
乙が口座を持っている証券会社や銀行などの投資信託をいろいろ調べ、以下のようなものを購入しました。
新生銀行 エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)¥50,000
申込み手数料 2.1% 信託報酬 1.6485% 信託財産留保額 0.5%
新生銀行 HSBC ブラジルオープン¥50,000
申込み手数料 3.15% 信託報酬 1.995%
ジョインベスト証券 損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式オープン¥50,740
ノーロード 信託報酬 1.995% 信託財産留保額 0.3%
イートレード証券 ソシエテ-SGロシア東欧株ファンド¥55,212
申込み手数料1.05% 信託報酬 0.92925% 信託財産留保額 0.3%
マネックス証券 バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド¥40,480
ノーロード 口座管理手数料 0.63% エクスペンス・レシオ 0.23%
楽天証券 ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン¥57,032
ノーロード 信託報酬 0.9975%
これらの合計は 303,464 円で、現金の預かり金(今までの分配金など)もほぼゼロに近づけたことになります。
2年前に任された50万円で、日本株、中国株、インド株、アジア株、ヨーロッパ株、オーストラリア債券、リートの投資信託を購入しているので、それ以外のカテゴリから探して、新興国債券、ブラジル株、トルコ株、ロシア東欧株、アメリカ株、それに外国株のインデックス・ファンドを選びました。
これで、アメリカ、ヨーロッパ、日本の先進国株、BRICs を中心とした新興国株、先進国と新興国の債券、リートなどに分散することができました。
インデックス・ファンドは二つだけにしました。どっちみち数年間の投資期間を考えているということでは、アクティブ・ファンドを買ってもいいと判断しました。15年も投資を続ける場合だと、コストが大きく響いてきますが、数年間では、アクティブ・ファンドであってもさほどコストは問題ではありません。リスクが高めなものが高いリターンも期待できるので、それをいくつか積極的に購入したわけです。
乙としては、これらの投資信託がどうなっていくのか、勉強のつもりで見守っていきたいと思いました。
なお、日本の銀行・証券会社経由で投資したのは、妻の意向を受け入れたためです。乙は、どうせ外国の株に投資するのだから、外国の証券会社経由で購入してもいいと思っていますが、家内は、いざというとき(乙が死んだとき)現金が取り戻せなくなるのが恐いということで、国内の金融機関経由で投資することを強く主張しました。
乙は、まあ、ここは出資者の意向を受け入れるのがいいかなと思った次第です。
買ったとたんに(サブプライムローン問題の影響で)それぞれの投資信託が大幅に値下がりしたので、妻には申し訳ないですが、まあ2年保有すれば何とかなると思っています。
2008.8.23 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/105186996.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
ラベル:投資信託
新生銀行 エマージング・ソブリン・オープンですが、楽天証券でも取り扱いしていて楽天の方だとノーロードで販売していますよ〜。
あ、そうでしたか。
失敗しました。余計な手数料を払ってしまいましたね。
一応自分で楽天証券のサイトを見たはずなんですが、見落としました。
運用期間が短いということなので、信託報酬にはそれほど神経質にならなくてもいいのかもしれませんが、運用期間が短いということは同時に申し込み手数料を回収する期間が少ないということを意味するので、申し込み手数料が2%を超えるような投資信託は少々勿体なかったのではないですか?
ん〜でも乙さんが以前書いていらっしゃるように
新興国では、株式市場のあちこちに非効率的なところがたくさんあり、それをうまく利用すれば、平均(インデックス)を越える運用が可能になるということです。
ってことも考えられますから、手数料を支払ってでも積極的にリターンを狙うのも良いのかもしれませんね。
ど〜なんでしょう?
私はどのファンドのマネージャーが優秀なのか検討がつかないので手が出ませんけど・・・
結果を楽しみにしています。
ただ一点、乙さん自身の資金ではなくて、奥様の資金だというのが気になります。
勉強のつもりなら、『自分のお金でやってよね!!』
とか、言われちゃいませんか?
最悪の場合、元本割れを起こしたら乙さんが補填させられたりとか・・・
だとしたら、これこそ奥様にとっては究極のローリスク・ハイリターンですね(笑)
※乙さんにとって不都合なコメントでしたら容赦なく削除して下さい。
申込手数料が2%を越えるようなものでも、基準価額が10%上がるようであれば、特にもったいないことはないように思います。
そんなに上がるの?
はい、乙はそう思っています。今後数年間は、まず見通しは明るいと思います。
ファンドによる運用では、投資家は基準価額の推移を逐次確認していき、成績が悪いファンドは解約するようなことで、しだいにそれなりの成績を示すファンドだけが残っていくのではないかと考えています。
家内は、投資のことはまったくわかりませんから、乙がどこに投資しようと何も文句はいいません。家内は、自分の財産を殖やすために投資しており、乙は自分の勉強を兼ねて、経緯を見守っていきたいと思えるものに投資することにしました。(もちろん、資産が増えていくだろうと思えるものに投資したつもりです。)
乙が自分のお金でやっている部分は、家内の出資額よりもはるかに大きいわけで、そのような投資の全体が「勉強」です。このあたりは家内も理解してくれているようです。
なお、家内の投資で損失が出れば、乙は補填をしません。元本割れもあり得ることはきちんと言ってあります。