http://www.1mpb.com/seminar_070922.html
外貨建てMMFについていろいろと語るようです。それはそれでいいのですが、4時間のセミナーで、参加費が 33,000 円もするというのです。
こんなに高い参加費を払える人って、何人くらいいるんでしょうか。セミナーの定員は「150名 (80名様でしたが定員オーバーし、多数のご要望をいただいたため急きょ150名様まで対応することになりました)」とのことです。
参加費の 450 万円全部が前田氏のポケットに入るわけではないにしても、(会場賃借料や資料作成費などがかかります)すごく実入りがいいように思います。
セミナーの内容は、要するに「外貨MMFを買いなさい」ということでしょう。「外貨MMFのその後がある」といっても、そんなに変わった(珍しい)運用方法があるわけではありません。あるなら、むしろそちらをセミナーのテーマにするべきです。
参加費を 3,300 円にしてくれたら、乙も参加してもいいかなと思えるのですが、33,000 円は高すぎます。同伴者は2割引だそうですが、26,400 円を払って、同伴者を連れてくる人がいるんですかね。計6万円も払うなら、2人で旅行にでも行ったほうがいいのではないでしょうか。これが乙の価値観です。
こういうセミナーの参加者がたくさんいるということが日本の現状なんですね。
前田氏は、何冊かの本をお書きで、乙も3冊ほど読んだことがあります。前田氏がどういう人か、どんなことを考えているかは、こういう本を読む方がずっとわかりやすいと思います。(こちらなら、合計で数千円の出費で済みます。)
前田和彦(2007.8)『5年後にお金持ちになる海外投資』フォレスト出版
2007.8.15 http://otsu.seesaa.net/article/51438133.html
前田和彦(2006.8)『5年後にお金持ちになる資産運用』フォレスト出版
2006.9.20 http://otsu.seesaa.net/article/24035583.html
前田和彦(2004.8)『借金国家から資産を守る方法』フォレスト出版
2006.6.6 http://otsu.seesaa.net/article/18894635.html
セミナー参加費も、本の購入費も、資産運用の隠れたコストであり、コストは安い方がよいに決まっています。長期的な資産運用には、コストが大きな影響を与えるのはよく知られた事実です。
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行きませんけどね〜