2007.9.17 http://otsu.seesaa.net/article/55103663.html
は、利食いも損切りも同じく 10% ということでシミュレーションしてみました。
前にも述べたように、
2007.9.16 http://otsu.seesaa.net/article/55103375.html
利食いの幅を損切りよりも小さくするほうが全体の成績はよくなるので、そのような場合をシミュレーションしてみましょう。
まずは、利食い 5%、損切り 10% という方針にしてみましょう。
騰落率=-10.0% 標準偏差=10%
勝率=37.6% 敗率=56.8% 未決着率= 5.6%
騰落率=-10.0% 標準偏差=20%
勝率=63.1% 敗率=36.9% 未決着率= 0.0%
騰落率= -5.0% 標準偏差=10%
勝率=50.9% 敗率=41.9% 未決着率= 7.2%
騰落率= -5.0% 標準偏差=20%
勝率=66.6% 敗率=33.4% 未決着率= 0.0%
騰落率= 0.0% 標準偏差=10%
勝率=65.1% 敗率=27.9% 未決着率= 7.0%
騰落率= 0.0% 標準偏差=20%
勝率=70.2% 敗率=29.8% 未決着率= 0.0%
騰落率= 5.0% 標準偏差=10%
勝率=77.6% 敗率=16.9% 未決着率= 5.5%
騰落率= 5.0% 標準偏差=20%
勝率=72.8% 敗率=27.2% 未決着率= 0.0%
騰落率= 10.0% 標準偏差=10%
勝率=87.1% 敗率= 9.3% 未決着率= 3.6%
騰落率= 10.0% 標準偏差=20%
勝率=76.3% 敗率=23.7% 未決着率= 0.0%
だいぶ勝率があがります。利益の幅は、損失の幅の半分ですから、勝率が67%以上ないと儲けにはならないのですが、それにしても気持ちがいいものです。
次に、利食い 10%、損切り 20% という方針にしてみましょう。
騰落率=-10.0% 標準偏差=10%
勝率=11.5% 敗率=26.0% 未決着率=62.6%
騰落率=-10.0% 標準偏差=20%
勝率=50.5% 敗率=42.4% 未決着率= 7.1%
騰落率= -5.0% 標準偏差=10%
勝率=21.2% 敗率=12.5% 未決着率=66.3%
騰落率= -5.0% 標準偏差=20%
勝率=58.9% 敗率=33.9% 未決着率= 7.3%
騰落率= 0.0% 標準偏差=10%
勝率=36.3% 敗率= 5.4% 未決着率=58.2%
騰落率= 0.0% 標準偏差=20%
勝率=65.8% 敗率=27.5% 未決着率= 6.7%
騰落率= 5.0% 標準偏差=10%
勝率=53.0% 敗率= 1.9% 未決着率=45.2%
騰落率= 5.0% 標準偏差=20%
勝率=71.1% 敗率=22.4% 未決着率= 6.5%
騰落率= 10.0% 標準偏差=10%
勝率=69.8% 敗率= 0.6% 未決着率=29.6%
騰落率= 10.0% 標準偏差=20%
勝率=77.1% 敗率=17.2% 未決着率= 5.8%
騰落率が高いほうが勝率が高いのは当たり前ですが、未決着率が比較的高い場合が多く、結論は出しにくいと言えます。
これらのことから、利食いと損切りの幅はある程度狭い範囲に押さえた方がいいということがいえます。
いうまでもないことですが、ここでの結論は、株価がランダムに上下することを仮定し、利食いと損切りのレベルを事前に決めておいて、それを確実に実行する場合に、こうしたほうがいいという話であって、株の売買はいろいろな考え方がありますから、これがベストだと結論づけるものではありません。
【関連する記事】
- 松屋フーズホールディングスの株主総会に出席
- ジャステックの株式の公開買付と売却
- ベネフィット・ワンの株式の公開買付と売却
- ジャステックの株主総会に出席
- 東芝の株式の公開買付に応募(続)
- 東芝の株式の公開買付に応募
- 銚子丸の株主総会@幕張メッセ
- 銚子丸の株主総会のお土産が減額されている
- 一部の株式を売却予定
- WOWOW の株主総会に出席
- 銚子丸の株主総会
- WOWOW の株式優待の変更
- 東京電力の株はディフェンシブ銘柄だったのか
- WOWOW 株主アンケート
- ワタミの株主優待を使おうと思って(続)
- ワタミの株主優待を使おうと思って
- ローソン株1株だけ買い増し
- ワタミの株主通信
- 株主総会の案内
- カッパ・クリエイトの株主優待