http://www.lagazuoi.com/gabbiano/archives/2007/10/post_260.html
で知ったのですが、10月1日からセゾン投信で未成年者の口座が作れるとのことです。
これはちょっとしたニュースでした。
乙の息子たちは、もう成人してしまったのですが、そのうち孫が生まれる可能性があります。
そのとき、誕生祝いとして、おじいちゃんから若干の金額をプレゼントしようと思っています。
で、これをどうするか。まさに長期運用するべきだと思います。ざっと20年。孫が成人したら、自分で自由に使うことができます。それまで楽しみに取っておく(ほったらかす)のです。20年の長期投資です。しかも、成人するまで20年間にわたって「投資教育」をすることができます。もしかすると、投資の話は孫がいやがるかもしれませんが、お金の話の延長なのですから、中学生か高校生くらいできっと乗ってくると思います。
というわけで、どこかに口座を作り、20年運用しようと思っていました。
イー・トレード証券が候補かなと思っていましたが、そこでは、親権者も口座を持っていなければなりません。乙の息子に余計な負担をかけてしまいます。
一方、セゾン投信は、そういう制限がありません。現住所などをきちんと登録しておかなければならないため、引越の時などに、若干の手続きが増えますが、大した問題ではありません。
セゾン投信といえば、セゾンバンガードグローバルバランスファンドがあります。単独でポンと申し込むには本当に簡単で、しかも世界の資産に分散投資ができ、ほったらかしにするにはとてもよさそうです。
孫には、贈与税がかからないような 100 万円のプレゼントでもいいですし、あえて 111 万円をプレゼントして、若干の税金を税務署に納めて、きちんと孫の名義のお金であることを税務署に認めさせる手もあります。
100万円が20年でどこまで増えるでしょうか。仮に 7% の運用ができれば、20年で4倍の 400 万円になりますから、かなり使いでがありそうです。その頃の日本ではインフレが進行しているのでしょうか。もしかすると、国家財政が破綻しているのでしょうか。
もしも、今のままの経済情勢が続くと仮定して、20 歳のときの 400 万円をそのままさらに預けっぱなしにすると、(7% の運用が継続すれば)孫が 60 歳のときには 6400 万円にもなります。退職金を加えれば、老後の準備にもなる金額です。
生まれたときの 100 万円のプレゼントが老後の生活資金になるなんて、なんてすばらしいのでしょう。
長期投資といっても、乙は残り少ない時間しかないのですが、孫なら、十分時間があるのですね。本当の長期投資は赤ん坊のときから墓場に入るまで、一生継続するものなのでしょうね。もしかして、人の一生を越えて、子々孫々に代々伝えていくものなんでしょうか。
う〜ん、考えているうちにワクワクしてきました。
2010.3.21 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/144206797.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
2010.3.23 追記
ここで書いた数値は、正しくないように思います。
新たな計算結果を
http://otsu.seesaa.net/article/144384086.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
今のお金が何倍にもなって子供の将来のガソリンになるなんて、本当にワクワクしますね。
私は長男の時と同じく、中国元をプレゼントしようと思ってます。下手に使えない資産ですから。
税務的には公証役場を利用しようと考えています。
中国元をプレゼントとは、具体的にどうすることですか。
何か、増えるような算段が必要かと思いますが、……。
昨日は仕事中で急いで書き込みしたため、具体性が欠けていて申し訳ありませんでした。
乙さんがちょうど私と同じことを書かれていたので、つい嬉しくて。
プレゼントは具体的には、私が持っているHSBC中国の元預金を財産分与するということです。利率の3〜4パーセントと為替差益で円換算で長期的には乙さんと同じ7パーセントの収益を期待しています。
海外投資がまるで天国であるような記述が散見されるサイトもある中、乙さんの地に足がついた投資姿勢にいつも共感しています。これからもよろしくです。
なるほど。元預金ですか。
これはおもしろそうですね。
ただし、20年後に人民元が外貨に自由に交換できるようになっていることが必要でしょうね。そのころまでには、たぶん、そうなっていると思いますが、……。
だとすれば、長期的には元高でしょうから、かなり有力な手段かと思います。
お子さんに、為替のことを教えてあげられるし、中国全般に興味を持ってもらえれば、これはこれでうれしいことです。