2007年10月12日

アメリカ株の高値とサブプライムローン問題

 最近、アメリカ株が高値更新をしており、順調に値上がりしています。アメリカ株を持っている乙としては、単純にうれしく思います。
 しかし、考えてみると、変です。
 アメリカでサブプライムローン問題が騒がれたのはほんの数ヶ月前であり、その後、特にこの問題の進展が見られないことから、いろいろなところに深刻な影響が出るのではないかといわれていたのです。にもかかわらず、最高値更新です。株価の上昇/下落を予想するのがいかにむずかしいかを改めて考えさせられました。
 サブプライムローン問題は、金融機関の一部だけに見られる悪影響で、アメリカ企業全般は無関係なんでしょうか。それとも、これからサブプライムローン問題の悪影響が各方面に出て、アメリカ株が下がるのでしょうか。株価は、さまざまな統計指標やニュースなどによって影響を受けるものでしょうが、そのような「影響」は、実はかなり短期的なものなのでしょうか。
 今までの株価の動きがわからなかったのと同様に、今後の株価の動きも予想ができません。でも、それでいいのではないでしょうか。インデックス投資の考え方からすれば、何が起ころうとも、株に投資しておいて、長期間保有することで、しかるべき(平均的な)収益が期待できるんですから。
 そんなわけで、最近、アメリカの株価が上昇していることを不思議に思っているのでした。
posted by 乙 at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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