最近、メイン銀行として使うようになって、いろいろ以前の設定などを見直しています。
その際、「メール設定」の画面を見てみると、メールアドレスが二つ登録されています。一つは、以前乙が使っていたアドレスで、今はもう使っていませんし、ここに送ればエラーが起きます。もう一つは、乙が現在使っているアドレスです。この設定ではまずいので、古いメアドは削除しておかなければなりません。
しかし、古いアドレスのほうは、何と「削除」欄が「不可」になっています。「セキュリティ通知」欄が「設定済」になっているためだろうと思います。セキュリティ通知というのは、いろいろな設定の変更をした際に、そのことをメールで知らせてくれる機能です。乙は、その通知先を古いアドレスにしたままだったんですね。
古いアドレスの「セキュリティ通知」の「設定済」の隣にある「変更」ボタンをクリックしても変更できません。なぜなら、確認のための情報が古いメールアドレスに送られてしまうからです。また、現在使っているアドレス(セキュリティ設定が「未設定」になっています)の「変更」をクリックしても、使っていないアドレスのほうにセキュリティ通知が送られてしまいます。
つまり、セキュリティ設定通知のメールアドレスを変更するときは、古いアドレスが生きている間に手続きしなければならないのですね。これは気が付かなかったです。
しかたがないので、イーバンク銀行に電話で問い合わせて、ハンコをついた紙の書類を往復して変更してもらうことにしました。
銀行としては、安全性が一番大事でしょうから、こういう手続きをしなければならないのはわかります。しかし、セキュリティ設定をしているメールアドレスに何を送ってもエラーになるわけですから、その時点で(最初にエラーが起こった時点で)ユーザーに問い合わせるとか、何か対策を考えなければまずいのではないでしょうか。メールのエラーは、そのアドレスには送れないからといってそのままにしておいていいはずがありません。複数のメールアドレスが登録されているなら、他のアドレスに送るというようなことでいいはずです。メールマガジン用に登録してあるアドレスに送ってもいいのではないでしょうか。エラーが起きたことは異常なことなのですから、ユーザー(顧客)も納得してくれると思います。
そもそも、現在のイーバンク銀行のインタフェースは、古いアドレスを使わなくなってから新しいアドレスに変更するという、一番普通の変更のしかたが考慮されていないということが問題なんですね。
手続き完了までは1〜2週間程度かかると言われました。本人限定の書留の受け取りだけでも大変です。郵便局まで出向かなければなりません。いやはや、いやはや。
その後数日して、郵便物を受け取ってみると、本人確認の書類を同封した上で、「IP 制限/ワンタイム認証」を解除することを希望するという書類を返送するようになっていました。ちょっと変ですね。セキュリティ設定通知の話は IP 制限もワンタイム認証も関係ないように思うのですが、……。ま、担当者と電話で話した上でのことですから、たぶんいいのだろうと考え、イーバンク銀行を信じて、この書類を返送しました。
その後、web 上でセキュリティ設定を無事変更することができ、新しいメールアドレスを指定することができました。全部で2週間近くかかってしまいました。予定通りでした。
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