2007年10月28日

新生銀行で無料振込を月5回にするために投資信託を購入するか

 乙は、無料振込回数が月5回から月3回に減ったことを理由に新生銀行をメインバンクからはずしました。
 しかし、考えてみると、新生銀行での毎月3回の無料振込を月5回にする手があります。
 投資信託を30万円ほど買えばいいようです。
 実は、妻の資金の一部を新生銀行の投資信託で運用しているので、合計で20万円以上の残高があります。これが30万円を越えると、月5回の無料振込が可能になります。
 そこで、適当な投資信託を10万円ほど買うことを考えてみました。
 10万円の投資信託を買うと、信託報酬2%として毎年 2000 円を払うことになります。振込が2回増えるとすると、年24回増えます。1回の振込手数料が 160 円とすれば(イーバンク銀行の振込手数料です)、3840 円になります。
 しかし、毎月5回確実に振り込むわけでもありません。2000 円を基準に考えると、振込手数料12回分に該当します。月1回です。
 イーバンク銀行から月5回の振込が可能であり、新生銀行から月3回の振込が可能な場合に、それに加えて振込をする可能性があるでしょうか。これだけあれば日常生活上は十分なように思います。
 こんな計算をすると、つまり、新生銀行で毎月5回までの振込回数を確保するために、10万円をさらに投資する必要はないように思います。
 投資信託は、やはり、値上がりを期待して購入するべきだということになります。

 なお、月5回の無料振込をしている銀行は、イーバンク銀行の他に、新銀行東京と住友信託銀行があるようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410854444
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q139750598
いろいろと振込をする人の場合は、こんなことも考えておく必要があるでしょう。
posted by 乙 at 04:17| Comment(4) | TrackBack(1) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも参考にさせていただいています。

釈迦に説法という気もしますが、

住信SBIネット銀行が、年内、月3回まで送金手数料無料のキャンペーンをやっています。
http://www.netbk.co.jp/

ここは(日本の)イートレード証券に口座があれば、本人確認を省略でき、翌日口座開設で仕事が早いです。小生の場合、23時から口座開設作業を開始して、翌0時には使えるようになりました。
Posted by amt at 2007年10月28日 08:21
はじまして。いつも投資の参考に拝見しております。件の新生銀行の振込回数ですが、私はMMFを30万円購入することで対処しました。これなら信託報酬も問題になりません。ポートフォリオには現金も必要だと思いますので、その一部と考えればそれほど非合理ではないと思います。
Posted by マーケットの詐術師 at 2007年10月28日 09:20
新生銀行で販売している「大同のMMF」
http://www.shinseibank.com/powerflex/trust/lineup/mmf.html
はいかがですか?

MMFであれば信託報酬も安価ですし、
無料振込回数の制限緩和の対象になったはずです。
Posted by 某会社員の投資日記 at 2007年10月28日 09:31
マーケットの詐術師様
 なるほど。MMF という手がありましたか。
 乙は気が付きませんでした。
 これならよさそうですね。
 毎月の振込回数が5+3(−1)よりも多ければ、これを考えてみたいと思います。
Posted by at 2007年10月28日 09:31
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Excerpt: さすがにこのところ締めに入ってきた感じがする新生銀行。他行への振込みが無料で際限なくでき、入会キャンペーンもバンバンやっていた頃をすぎ、他行振込みが月5回に制限され、今月からはとうとう3回になった。個..
Weblog: Daily Square
Tracked: 2007-11-11 19:21