2007年11月08日

金融機関の口座管理料

 乙が取引している金融機関は結果的に多数になってしまいました。
2007.5.21 http://otsu.seesaa.net/article/42399072.html
 金融機関によっては、口座管理料(口座維持手数料)を取るところがあります。ある種の金融商品を購入したり、口座残高が一定の金額以下になったりすると、口座管理料がかかるというところもあります。
 これは資産運用上のコストなので、コストは安い方がいいということから考えると、なるべく口座管理料はかからないようにするべきだということになります。
 しかし、口座管理料を取ることは(金融機関としても、口座開設者としても)いいことかもしれません。それは、口座を解約するとき、手間がかからないということです。口座残高をほぼ全額引き出してしまえば、それで終わりです。その後は、口座管理料が払えなくなるので、自動的に口座が解約されてしまいます。
 口座の解約は、自分で処理するときは大した問題ではありませんが、自分が死んだ後で家族が始末するとき「口座解約」の手間がかからないのはありがたいことです。
 たとえば、乙の場合、野村證券に口座を持っていますが、以前はファンドを保有していたので、それなりに利用していたわけですが、今は利用していません。しかし、300 円ほど MRF に残っています。引き出すのもめんどうなので、そのままにしてあります。たぶん、野村證券としては、口座を消滅させていないはずです。ときおり、各種パンフレットなどを送ってきます。少額が入っている口座を閉鎖しないことは、金融機関側にしてみれば、宣伝の機会を失わないようにしている面もありますが、一方ではこれが金融機関側のコストとなる面もあります。もしも、月100円とかの口座管理料がかかるようになっていれば、3ヵ月ほどで口座が消滅することになります。これはこれで(お互いに)便利なように思います。
posted by 乙 at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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