銀座のクラブとホステスについて書かれた本です。もう少し投資の話が出てくるのかと思ったのですが、当初の予想ほどではありませんでした。乙は銀座のクラブに行ったことがなく、ホステスがどういう存在なのか、まったく知りませんので、ホステスについて書かれた部分がおもしろかったです。「売り上げ」と「ヘルプ」の違いも初耳でした。
本書の全体の調子は「投資の考え方でもってホステスとクラブの仕組みを眺めてみると、こんなふうに描けます」といったところでしょう。
ホステスはホステスなりに大変なんですね。でも、ホステスは35歳までに普通の人の一生に当たる分を稼ぐと考えれば、たくさん稼いでいても、実態としては、さほど儲かるものでもないといえるのかもしれません。
投資関連本というよりは、投資の寄り道本というべきでしょうか。
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