2008年01月07日

浅川夏樹(2007.12)『夜の銀座の資本論』(中公新書ラクレ)中央公論社

 乙が読んだ本です。
 銀座のクラブとホステスについて書かれた本です。もう少し投資の話が出てくるのかと思ったのですが、当初の予想ほどではありませんでした。乙は銀座のクラブに行ったことがなく、ホステスがどういう存在なのか、まったく知りませんので、ホステスについて書かれた部分がおもしろかったです。「売り上げ」と「ヘルプ」の違いも初耳でした。
 本書の全体の調子は「投資の考え方でもってホステスとクラブの仕組みを眺めてみると、こんなふうに描けます」といったところでしょう。
 ホステスはホステスなりに大変なんですね。でも、ホステスは35歳までに普通の人の一生に当たる分を稼ぐと考えれば、たくさん稼いでいても、実態としては、さほど儲かるものでもないといえるのかもしれません。
 投資関連本というよりは、投資の寄り道本というべきでしょうか。


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posted by 乙 at 04:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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